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NHK土曜ドラマ「ハゲタカ」

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NHK土曜ドラマ「ハゲタカ」全6回       公式サイト

                   本放送 2007.2.17.~3.24.
                   再放送 2007.8.19.~8.24.

 脚本:林宏司/音楽:佐藤直紀/演出:大友啓史/原作:真山仁

 出演:大森南朋 柴田恭兵 松田龍平 栗山千明 宇崎竜童 
     大杉漣 富士眞奈美 中尾彬 田中泯 菅原文太 

  • 第33回放送文化基金賞のテレビドラマ部門「本賞」 受賞
  • 第33回放送文化基金賞のテレビドラマ部門
                    「出演者賞」 受賞(大森南朋)
  • 第44回ギャラクシー賞「優秀賞」 受賞
  • マイベストテレビ賞グランプリ 受賞
  • 第6回放送人グランプリ「特別賞」 受賞

2月から3月にかけて放送されていた「ハゲタカ」が現在再放送されています。
いつもなら寝ている時間なのに、このところ毎晩その「ハゲタカ」を観ています。
それもビデオで録画、同時にパソコンにも録り込みながら・・・。
この情熱がどこから来るのかと自分でも不安にもなります。
私の年代でこんなことをしているのは他にはいないでしょう、たぶん。
もちろん本放送も観ていて、この時もビデオに録画し、それをパソコンに録り込んでDVD化までしていました。
ただし、第6回(最終回)の途中15分ほどテープが止まってしまい、悔しい思いをしていましたので、今回は万全の体勢でというわけです。
連日、さすがに眠いです。

残念なのは、視聴率が良くないことです。
本放送の時は6~7%でしたが、今回は2桁はいくのではないかと勝手に予想していました。
それが、これほど素晴らしい作品なのに4.6%って・・・言葉も出てこない状況です。
視聴率がすべてとは思っていません。
ただこの作品に関わったスタッフなどの気持をつい考えてしまいます。
大変な情熱と創意を持って作り上げた作品で、数々の受賞を果たしたことは何よりなのですが、次の仕事へのステップとして視聴率という数字は重要なのではないかと思っています。
大きな組織の中で、冒険をしてさらに良い仕事をしていくには・・・。
他人事なのですが、何とも悔しい思いがあります。
毎週録画している夜中(それも高校野球のために更に遅くなった)の「ぷっすま」が同日10.3%と知って何とも複雑な気分になりました。
ちなみに「ぷっすま」のグタグダ感が好きですし、何より草なぎ剛さんのファンなのですが・・・。

高校野球や24時間テレビの萩本欽一さんのマラソンに感動する人たちが「ハゲタカ」に感動できないとは思えないのです。
もう一歩踏み出すことが出来れば・・・。
これは皮肉でも批判でも無いのです。
長年“高みの見物”をしてきてしまった人間(自分)の実感なのです。
映画やドラマを観るのも“高みの見物”ではないか、と言われてしまえば返す言葉もありませんが・・・。

このドラマは表面的には難しそうな経済の話ですが、中にあるのは人間の生き方そのものが描かれているのです。
一人で、そして時には力を合わせて少しでも前を向いて生きていこうとする人々の話だと、私など単純に考えています。
作品で描かれている人々の情熱と、その作品を作り上げている人々の情熱が観る側に伝わってくるからこれほど夢中になれているのだと思っています。

「ハゲタカ」の素晴らしさはあちこち(ブログ・掲示板など)で語られていることで、
私などただそれを読むだけで感動させられています。
深い洞察力をもって、熱く語る皆さんの言葉に・・・。
これが本放送の時から今も続いています。

今までは怖くて覗くことがなかったある掲示板ですが、「ハゲタカ」のスレはとても真面目に熱く意見の交換がされていて正直驚いています。
そして彼らの言葉からは、やはりたくさんの人々に観てほしいという思いが伝わってくるのです。
人それぞれですから、感動しない人もあって当然でしょう。
ただとにかく観てほしいと・・・。
観ることでそれぞれに考えられることが必ずやあるはずですから・・・。

今晩を含めて残るは2回です。
“もったいない”です。
考えてみれば、昔からやたら映画などを録画しまくってきたのは“もったいない”の精神でした。
素晴らしい作品、面白い作品を知らないうちにスルーしてしまうのではないかという、ある種の強迫観念かもしれません。
この精神は衰えつつあるといってもまだまだ健在のようです。
このブログを続けている限りは・・・。

このブログを読む人はほとんどいないでしょうが、“「ハゲタカ」を観ないのはもったいないですよ”の念が通じればいいなと思っています。

<追記> 2007.9.30.

 国際番組コンクール「イタリア賞」(シリーズドラマ番組部門)受賞
                                                      おめでとうございます。

<追記> 2007.11.29.

 アジア・テレビ賞 (シリーズドラマ部門)最優秀賞受賞    
                          おめでとうございます。

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