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華麗なる賭け

「華麗なる賭け」 製作:1968年/アメリカ

オリジナル・サウンドトラック「華麗なる賭け」 監督:ノーマン・ジュイソン
脚本:アラン・R・トラストマン
撮影:ハスケル・ウェクスラー
編集:ハル・アシュビー
音楽:ミシェル・ルグラン
出演:スティーブ・マックイーン
            (トーマス・クラウン)
    フェイ・ダナウェイ
          (ビッキー・アンダーソン)
    ポール・バーク(エディ・マローン)

音楽によって忘れられない映画になることがあります。
これはその1本です。

あらすじ・・・
ハーバード大学卒で不動産や証券を扱う会社の若き社長トーマス・クラウン(マックイーン)は社交界でも有名なエリート。
その彼が見ず知らずの人間を集めて銀行の襲撃を計画し、成功します。
それを追うのがボストン警察のエディ・マローン警部(ポール・バーク)と銀行専門の保険調査員ビッキー・アンダーソン(フェイ・ダナウェイ)。
トーマスに近づくビッキーでしたが・・・。
トーマスは再び銀行の襲撃を計画します。

私にとって“音楽ありき”になってしまったので、まずは音楽について・・・。
今年に入ってから偶然「徹子の部屋」でミシェル・ルグラン氏の姿を見かけました。
今なお健在でいたことも嬉しかったのですが、ピアノを弾きながらこの映画の主題歌「風のささやき」や「シェルブールの雨傘」を歌ってくれて、よりいっそう感動しました。
彼が歌えるということをまったく知りませんでしたし・・・。
この「風のささやき」は氏の作曲なので映画の中ではフランス語のように聴こえたものですが違っていたようです。
いつ聴いても切なくて胸に染み入り、それでいて映画のシーンのせいか、つい大空を見上げてしまいそうになる解放感があります。
オープニングと、中盤でマックイーンがグライダーを操縦するシーンに流れてきます。
満ち足りているようで満ち足りていないような、どこか寂しく虚しさが湧いてくるようなシーンでした。
ラストシーンに流れなかったのが意外でした。
この曲は、アカデミー賞主題歌賞を受賞しています。

マックイーンは当時30代、革ジャンにジーンズというような服装が多く、この映画でのようなスーツ姿は珍しいものでした。
賛否両論だったことを覚えています。
今観てみると、紺のスーツは当然役柄的に高級なものでしょうし、最初の方に瞬間的に猫背に見えたシーンがあったのですが、その後は上手く避けたのか安心してその格好良さを楽しめました。
つい、ドラマ「ハゲタカ」の鷲津政彦(大森南朋)を連想したりして・・・。
電話のシーン(携帯では絶対出せない)や葉巻を吸うシーンなど、なかなか魅せます。
彼は、「大脱走」で繰り返し脱走しては独房でキャッチボールをしたり、「パピヨン」ではラストで絶海の孤島からの大海原へのダイビングをしたりと、鍛えぬいた身体とそれ以上に強靭な精神力で困難を乗り越えていく人間を演じていました。
ドラマを超えて、彼ならと思わせられる作品が多かったものです。
晩年のガンとの闘いも壮絶だったのではと今更ながら思わせられました。

フェイ・ダナウェイは「俺たちに明日はない」の直後で、美人とか可愛いとかではなく、大人っぽくてクールで好きな女優さんでした。
クールなだけではなく、後年の「チャンプ」の母親役なども素敵でした。
この作品では衣装をとっかえひっかえ状態で、すべて当時流行のミニスカートでした。
特にタイトではなくプリーツだったので、その可愛さと本人の大人っぽさとのアンバランスを感じました。
ましてアップのヘアスタイルでは・・・。
ただし、いい物だということがファッション音痴の私にもわかるほどにゴージャスでした。

この映画の中で、有名なのが二人でチェスをするシーン。
ダナウェイが色っぽくて目と指で相手を誘うという感じでしたが、マックイーンはほとんど無表情でした。
二人のアップの切り返しが多く、とにかく印象に残るシーンでした。
この後、長いキス(の繰り返し)シーンがあります。
当時の表現としてはこれが限界だったのでしょう。
最後はカメラが二人の周りを回るというシーンでは、つい韓国ドラマ「パリの恋人」を思い出してしまいました。
ちなみに「パリ恋」は韓国ドラマとしては一番のお気に入りです。
そういえば、このドラマもどちらかというと美男美女とは言えない(失礼)俳優二人が圧倒的な演技力でまるでねじ伏せられるような感じで格好良く思わせられてしまった作品でした。

この作品は、DVD化されていないらしいので、結末を・・・。
トーマスに最初から保険調査員であり、あなたを疑っていると言って近づいていったビッキー。
お互いに引かれ合っていきますが、引退の前に再び銀行を襲撃することを彼は彼女に話します。
彼に教えられた、奪った現金を受け取りに行く墓地で、警部とともに待つビッキー。
やがてやって来た彼の車の中には、手紙を頼まれた男がいます。
すでに飛行機に乗っているトーマス。
“先に行く。金は持って来てくれ。イヤならいい。車はプレゼントだ。愛する人へ”
その手紙を千切り、空を見上げながらそれを風に飛ばすビッキー、思わず泣いて・・・。
機上にて、目を瞑り複雑な思いか微かに微笑むトーマス・・・。

この作品は、マルチ画面を使っていて当時としてはかなり斬新な作り方をしていました。
オープニングからそうですが、一番目立ったのはマックイーンがイスに腰掛けたまま、銀行を襲撃するために見知らぬ他人それぞれに電話で命令するシーン。
「GO!」(吹替えでは「やれ!」で少々間抜けな感じが・・・)
ポロのシーンはスタイリッシュに決まっていたと思います。
ラスト近く、2度目の銀行襲撃シーンはすべてマルチ画面で処理をしていました。
全体的に今ならもっと迫力のある使い方をするのでしょうが、これはこれで洒落ていて良かったと思いました。

このビデオは、「TBS・月曜ロードショー」で録画したものです。
吹替:城達也(トーマス)平井道子(ビッキー)木村幌(エディ)さん。
そして、解説は荻昌弘さん。
学者肌な感じでとても真面目な解説をされる方でした。
料理についての著書などもありました。
解説の中で、マックイーンの役について話していましたが、音声が悪くて聴き取れなかったのですが、今で言うならベンチャー企業の若き旗手ということでしょうか。
映画全体に格好良さがあるのに、何時の時代にも変わらない若くして成功を得た者の虚しさが感じられる映画でもありました。
マックイーンが赤い車(これも格好良い)で一人海を見つめながら考え込むシーンがあったりして、それが又音楽の印象に繋がっていったのかも知れません。

ビデオの中にたくさんのCMがあったのですが、これが楽しくてほとんど全部観てしまいました。
美しい松坂慶子さん(ワイン)、若い風間杜夫さん(日本酒)、糸井重里さんと森高千里(?)さん(清涼飲料水)、真面目な黒川紀章さん(アパート経営)などなど。
一番笑ったのは近藤正臣さんの気障なCM(たぶんドリンク剤)
歩きながらタキシードに着替え、女用毛皮を持ち2階から花びらとともに彼女の元へ飛び降りるという・・・。
さすがでした。

オリジナル・サウンドトラック「華麗なる賭け」
オリジナル・サウンドトラック「華麗なる賭け」      華麗なる賭け【字幕ワイド版】                                     

華麗なる賭け [DVD]
華麗なる賭け [DVD]

主題歌

“風のささやき”唄、ノエル・ハリソン

The windmills of Your Mind

Round like a circle in a spiral Like a wheel within a wheel Never ending or beginning On an ever sprinnning reel Like a snowball down a mountain Or a crnival balloon Like a carrousel that's turning Running rings around the moon Like a clock whose hands are sweeping Past the minutes of its face And the world is like an apple Whirling silently in space Like the circles that you find In the windmiis of your mind

Like a tunnel that you follow To a tunnel of its own Down a hollow to a cavern Where the sun has never shown Like a door that keeps revolving In a half forgotten dream Or the ripples from a pebble Someone tosses in a stream Like a clock whose hands are sweeping Past the minutes of its face And the world is like an apple Whirling silently in space Like the circles that you find In the windmills of your mind

Keys that jingle in your pocket Words that jangle in your head Why did summer go so quickly Was it something that you said Lovers walk along the shore And leave their footprints in the sand Is the sound of distant durmming Just the finger of your hand Pictures hanging in a hallway And the fragment of a song Half remembered names and faces But to whom do they belong When you knew that it was over You were suddenly aware That the autumn leaves were turning To the color of her hair

A circle in a spiral A wheel within a wheel Never ending or beginnning On an ever spinning reel As the images unwind Like the circles that you find In the windmills of your mind

               出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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