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ファール・プレイ

 「ファール・プレイ」  製作:1978年/アメリカ

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  監督:コリン・ヒギンズ
  脚本:コリン・ヒギンズ
  撮影:デイヴィッド・M・ウォルシュ
  音楽:チャールズ・フォックス
  美術:アルフレッド・スイーニー
  主題歌:バリー・マニロウ「愛に生きる二人」
  出演:ゴールディ・ホーン(グロリア)
      チェビー・チェイス(トニー)
      ダドリー・ムーア(スタンレー)
      バージェス・メレディス(管理人)
      レイチェル・ロバーツ(暗殺団の女ボス)
      ブライアン・デネヒー(ファーガソン刑事)

実は、このようなサスペンス&ロマンティック・コメディが好みです。

あらすじ・・・
グロリア(ゴールディ・ホーン)は友人のパーティからの帰り道にヒッチハイクの男を車に乗せます。
その男(実は情報部員)から知らずに預かってしまったフィルム入りのタバコをめぐって彼女は命を狙われることになります。
事件を担当した刑事はパーティで見かけたトニー(チェビー・チェイス)。
犯人たちとの攻防が繰り返される中、二人の仲も近づいていきます。
彼らの目的はオペラを観劇中の法王の狙撃であり、それを阻止しようとする二人・・・。

ゴールディ・ホーンは本当にキュート(死語でしょうか?)です。
年齢不詳でベタついた女っぽさが無く、かといって中性的とも違う不思議な魅力があります。
柔らかな金髪と大きすぎる瞳、ちょっと舌足らずの話し方で天然が入っていてコメディが似合います。
天然に見えるのはあくまで演技です。
初出演作品「サボテンの花」(1969年)でイングリッド・バーグマンやウォルター・マッソーを相手にしてアカデミー賞助演女優賞を受賞している実力派です。
そう見えないところが素敵です。
「バタフライはフリー」(1972年)でも明るく自由奔放でいて純粋な女性を演じていて魅力的でした。
今回、彼女が私と同じ年齢であることを知り、驚きとともに笑ってしまいました。
現在も現役のようですが最近の作品は観ていません。
彼女には年を重ねても可愛らしいままでいてほしいのですが・・・。
余談ですが、最近2時間ドラマで観た安達祐実さんが髪型のせいかちょっと似ているように感じました。

チェビー・チェイスはその後、「こちらブルームーン探偵社」シリーズから飛躍していったブルース・ウィリスのようになると思ったものでしたが・・・。

ダドリー・ムーアはコメディ・リリーフとして楽しかったのですが、すでに亡くなっていたのですね。
当時、違う業界の人だという程度のことは知っていたのですが、オックスフォード大学で音楽と作曲を専攻、その後も華やかな経歴があったことを初めて知りました。
ネットで何でも調べられてわかってしまうのは、良いような悪いような・・・。

ブライアン・デネヒーがトニーの同僚役で出演していたことに初めて気がつきました。
映画解説者の亡き淀川長治さんが大好きと言っていた俳優さんです。
とても懐かしく、やはり映画を観直すことを始めてよかったなと思っています。

この作品の笑いどころは
その1:待ち合わせた映画館の客席で、ヒッチハイクの男(情報部員)は瀕死の状態なのに、それに気がつかないグロリアが上映中の映画の話と勘違いをして噛み合わない会話が繰り返されるシーン・・・
そして気がついて悲鳴を上げるが、上映中の映画の中のシーンでも悲鳴が上がり、それを観ている(あくまで映画の方)客席でも同時に悲鳴が上がります。
その後、死体は消えます。
その2:グロリアが犯人から逃げるために見知らぬ男・スタンレー(ダドリー・ムーア)の部屋に行くと、勘違いをして「サタディナイト・フィーバー」の曲をバックにディスコのような照明、壁からはベッドが飛び出したりと、一人盛り上がるスタンレー。
それをよそに窓から外を見るのに集中しているグロリア。
そして様子に気がつきあきれるグロリアに、あわてるスタンレー。
後日、逃げ込んだいかがわしい店でも再び逢うことになる二人。
相変わらず、振り回されるスタンレー。
その3:グロリアを助けようとする管理人(バージェス・メレディス)と組織の女ボス(レイチェル・ロバーツ)との空手やら何やらの延々と続く男女老優の老雄対決。
手を縛られて椅子に座っている主役二人があきれて見ています。

ラスト近く、法王を救うためにオペラハウスへ向かうシーンは、舞台がサンフランシスコということで例によって車が疾走するメチャクチャなカースタントが観られます。
本編にはあったタクシーに同乗する変な日本人夫婦の部分は、差別につながりそうな身体の小さな男のシーンとともにカットされていました。

ラスト、オペラ上演中の裏で銃撃戦があり、オペラの終わりと同時に死体がぶらさがった装置(船のマスト)が降りてきます。
戸惑う出演者と観客・・・間を置いて法王が拍手をし、それにつられて拍手が広がります。
よくあるパターンだけれども、この場合には結構ブラックなシーンに感じます。
何故法王を狙うのかと聞かれ、女ボスの“莫大な富と世界中の教会の力のシンボルよ”
と答えるシーンもありましたし・・・。
付和雷同というか、長いものには巻かれろというか・・・。
監督が皮肉をこめていると思ってしまったのはうがった見方でしょうか。
カーテンコールに気がつかず、ステージの真ん中でキスをしている二人。
オーケストラボックスでは指揮者(!)のスタンレーが二人に気がつき、驚きあわてて隠れることも出来ずにサングラスをかけたりしています。

劇中に上演される「ミカド」が有名なオペラだったことを知りませんでした。
オペラに関する知識がまったく無いものですから、当時は化粧や衣装が無国籍風でちょっと馬鹿にされたような気持ちになったものです。

バリー・マニロウはこの映画で知りました。
始まってまもなく、片側が断崖絶壁の海、片側が丘の曲がりくねった道をグロリアの黄色い小さな車が走るシーン、延々と俯瞰で撮られていてそのバックにバリーの「愛に生きる二人」が流れます。
観ている側には離婚して人間関係に臆病になっているグロリアということがわかっているので、歌い上げるバリーの声と曲がその情景にピッタリはまって、映画の導入部としては最高でした。
この後、例によってレコードを集めることになります。
彼の「ヒア・カムズ・ザ・ナイト」は今でも聴きたくなるアルバムです。

今回、この映画はヒッチコック監督へのオマージュなのだということに気がつきました。
遅いですけれども・・・。
グロリアが部屋に押し入った男にマフラーで首を絞められるシーン・・・「フレンジー」
傍にあった編み棒で男を刺す(隣にハサミがあった!)シーン・・・「ダイヤルMを廻せ」
そして別の男が現れて、気を失うシーン・・・「めまい」
又、情報部員が逃げる俯瞰のシーン・・・「北北西に進路を取れ」「海外特派員」?
ヒッチコックの作品に詳しい人には、よりいっそう楽しめる映画に違いありません。

残念ですが、DVDは発売されていないようで中古ビデオを探すしかないようです。

ファール・プレイ <中古ビデオ>

ファール・プレイ ↓テーマ曲「愛に生きる二人」収録<CD>

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バリー・マニロウ

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