踊る大捜査線<テレビドラマ>
「踊る大捜査線」全11回 1997年1月~3月 フジテレビ系列放映
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脚本:君塚良一 演出:本広克行・澤田鎌作 音楽:松本晃彦 キャスト:織田裕二(青島俊作) 柳葉敏郎(室井慎次) 深津絵里(恩田すみれ) 水野美紀(柏木雪乃) ユースケ・サンタマリア (真下正義) いかりや長介(和久平八郎) |
★詳細情報は下記で
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あまりに有名なドラマなのであらすじなどは省略します。
こちらでは、テレビシリーズの放送がきょう(12日)で終了します。
もう何度目の再放送なのかあまりに回数が多すぎてわかりませんが、放送される度につい観てしまうドラマです。
さすがに再放送を観るのはところどころですが、本放送の時は全部観た記憶があります。
最初は若者向けのテイストには付いていけないかも、と思いながら・・・。
ふだんグダグダしているのにいざとなると結束して事件を解決していくという単純明快なストーリー・・・テンポ良く、時には人情をからめていて観終わって爽快感が残りました。
音楽に乗せられて、文字通り踊らされているような感覚もあります。
観る側を高揚させる速いテンポのテーマ曲や、気持ちが入り込んだ時に静かに流れるピアノ曲などメリハリがあって、10年も経つという今も変わらない気分で観られます。
その後、スペシャルやら映画版それもスピンオフまでとどんどん広がっていったわけですが、結局最初のシリーズがしっかり創り込まれていたからということが今回よくわかりました。
脚本の君塚良一さんは「コーチ」(フジテレビ系列・1996年)以来注目をしていました。
浅野温子さん・玉置浩二さんが出演したドラマで、なんともまったりとしていて寓話的で私好みの作品でした。
その後の「TEAM」(フジテレビ系列・1999年)もタイプは違いますが、草なぎ剛さんと西村雅彦さんのコンビで印象に残る作品でした。
戸田山雅司(「それが答えだ!」「相棒」)さんとともに、名前を見かけるとつい観たくなる脚本家です。
若手(中堅?)の中で、織田裕二さんのドラマはよく観ています。
“いい加減にはやらない”という姿勢が見えるからかもしれません。
他の俳優さんたちがいい加減というわけではありませんが、彼からは強い姿勢を感じます。
時には、それが行き過ぎたり空回りをしたりして批判を受けたりしているようですが・・・。
これからも注目していきたい一人です。
このドラマのラスト、織田さんの歌をバックに彼を中心に湾岸署の仲間たちが空き地の小道を走っているシーンがあります。
再放送を観る度に思うのですが、場所はたぶんまだ開発されていないお台場だったのでしょうと・・・。
まだ目立つのはフジテレビの建物ぐらいしかなくて、あんな空き地がたくさんあったので自由に撮影できたのでは、とはあくまで私の推測です。
お台場には昔も今も行ったことはありませんが・・・。
木の杭に鉄線を渡してある囲いで、同じようなものを近所の再開発地域で見つけたので写真を貼っておきます。
単なる物好きです。
きょうと明日に「踊る大捜査線」の映画を連続して放送するようです。
全部は観られないと思いますが、多分ちょっと覗くと思います。
きっと大勢の人が同じ時間を共有して楽しむのでしょうね。
「ハゲタカ」にも、もっとそういう光景が展開していけていたら嬉しかったのですが・・・。
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