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桂文珍さんの「不動坊」と平田満さんのこと

今朝の「日本の話芸」(NHK)は桂文珍さんの「不動坊」でした。
文珍さん、司会業や著述業など、それに確か大学で教えたりとマルチに活躍していますが、私は彼の落語を聴くのは初めてかもしれません。
これも「ちりとてちん」効果で、忙しい朝なのに見台などが映るとついテレビの前に座ってしまいました。
話は、“急死した講釈師不動坊の奥さんと一緒になることになった男に、長屋の男たちが不動坊の幽霊を仕立てて脅す”という内容です。
上方落語らしく鳴り物が入り、何ともにぎやかな話でした。
落ちがよく聴き取れず気になっていたのですが、ネットで調べてみたら早速質問をしていた人がいて、たくさんの回答が寄せられていました。
落ちを聴き取れていたことも素晴らしいと思う(私の耳が遠いだけ?)のですが、即刻質問をしてそれにすぐに回答をする人たちがいることにさらに感動しました。
落ちは、幽霊役の講釈師の言葉「へい、幽霊稼ぎ人でおます」
回答は「明治時代、落語家は遊芸稼ぎ人という鑑札を受けていた。それを掛けた」とのこと。
それにしても、世の中には物知りの方がたくさんいるのですね。
朝からひとつ利口になった気がします、単純ですが・・・。

7時からの「ボクらの時代」は平田満・風間杜夫・根岸季衣さんの出演で、好きな俳優さんたちなので興味を持って聴いていました。
やはり、つかこうへいさんと「鎌田行進曲」の頃の話がメインでした。
あの頃があって今の3人がいるのだ、ということがあらためて思い知らされるような内容でした。
老後の話題になった時に、風間さんが平田さんに“笠智衆さんのように(なるんでしょ)”と話を振ったら、平田さんがはにかんでそれでいて嬉しそうにうつむきました。
あっ!と思いましたね。
平田さんなら笠智衆さんのようになれることを、どうして今まで気がつかなかったのかと・・・。
いつも目立たず、だけどいつも自然に存在しているような、そんな俳優である平田さんのファンです。
笠智衆さんに近づいていく平田さんを見ていくのが楽しみです。

桂文珍(7)鷺取り/不動坊
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桂文珍14「胴乱の幸助」「老楽風呂」
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落語的笑いのすすめ (新潮文庫)
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蒲田行進曲
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