一日一行文 [3月下旬]
交通量の激しい道路の脇に咲く一本の水仙、見かけるたびに“頑張って!”と力が入る。 21日(金)
昔、毎朝威勢のいい連続くしゃみを聞いたけれども、花粉症のせいだったことを自分の身になって初めて気が付いた。 22日(土)
夜通しの工事の音が消えて、ホッとするやら寂しいやら。 23日(日)
強風の中で微かに沈丁花の香りがした。 24日(月)
事故死したと聞いた猫の姿をついいつもの屋根の上に探してしまう。 25日(火)
物騒な事件を耳にすることが多くなって、道で人に擦れ違うとドキッとする。 26日(水)
隣の庭の2年越しにドライフラワー状態の紫陽花に新しい芽を見つけた。 27日(木)
寝起きでグズグズしていると、夜明けの方が早くなっている。 28日(金)
夜が白み始めてカラスの声が響く中、黄色の半月が浮かんでいた。 29日(土)
花粉症で不安交じりの散歩だったけれども、広瀬川の流れの音が心地良かった。 30日(日)
「ちりとてちん」が終わってしまって、朝が何だか寂しくなった。 31日(月)
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