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「SONGS」Every Little Thing

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2月27日(木)の「SONGS」はEvery Little Thing(持田香織・伊藤一朗)の出演でした。

一つの音楽で忘れられない映画となることがありますが、一つの曲で気になるミュージシャンになっていたのがEvery Little Thingでした。
曲は「Time goes by」で、曲調に持田香織さんの声がピッタリ合って印象的でした。
数年前に中古店でシングルCD(今は珍しい)を見つけて、若い人向きとちょっと気恥ずかしさはあったのですが手に入れてからのことです。
今回番組の中で“世代を超えて私たちのことを知ってもらえた大切な曲”と持田さんが語っていましたから、私の感性も間違ってもいなかったようで安心しました。
この曲はストリングスとの共演で、これまでとはちょっと違った雰囲気で歌われていました。

番組は、持田さんが生まれ育った亀戸の商店街や亀戸天神を散策しながら進められていきます。
曲の間に、1人が脱退し2人となった時の思いなどが語られます。
伊藤さんは「精神的なことを鍛えるチャンスだった」と言い、持田さんは「制作にかかわることで(音楽の)密度が濃くなった」と・・・。
2人とも物静かな語り口で、とても好感が持てました。
控えめすぎる部分もあるかもしれませんが、ちょっと後ろに引いていることで見えることがあると思うし視野も広がるような気がしますし・・・。
もちろんプロですから、武道館コンサートでの大勢の客を前にしてのパフォーマンスなど意外な一面も見せてくれました。

持田さんの詩を書くことについてのコメントです。
“何気ない日々の中で起こったことをテーマに歌詞を書いています。
歌にすることでいつもその時の自分の気持ちを思い出すことが出来ます。
私にとって、歌詞を書くことは自分を見つめなおす大切な作業です”

その自然体が素敵だと思い、持田さんの作詞の曲の字幕に注目してみました。
叙情的な詩で、ラストの「サクラビト」は敷き詰められた桜の花びらに更に花びらが散る映像ということもあって、引き込まれるようにして観ていました。

◎歌われた曲 「出逢った頃のように」(1997年)
          「恋文」(2004年) 作詞:持田香織
          「恋をしている」(2007年) 作詞:持田香織
          「Time goes by」(1998年)
          「サクラビト」(2008年) 作詞:持田香織     

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Every Ballad Songs
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