旬の花時計


過去記事一覧

  • 各カテゴリーページの
    最後をご覧ください。

月別・カテゴリー別バックナンバー

ブログ内検索


  • カスタム検索

参加ブログランキング

無料ブログはココログ

« プロ野球「楽天」が首位になって | トップページ | 桜人(サクラビト)になる »

ナイル殺人事件

         「ナイル殺人事件」   製作:1978年/イギリス映画

ナイル殺人事件 監督:ジョン・ギラーミン
脚本:アンソニー・シェイファー
原作:アガサ・クリスティ
撮影:ジャック・カーディフ
美術:テリー・アックランド・スノー / ピーター・マートン
音楽:ニーノ・ロータ
衣装:アンソニー・パウエル

 キャスト:ピーター・ユスティノフ デヴィッド・ニーヴン ミア・ファロー
       ロイス・チャイルズ サイモン・マッコーキンデール ジェーン・バーキン
       オリヴィア・ハッセー ジョージ・ケネディ アンジェラ・ランズベリー
       ベティ・デイヴィス マギー・スミス ジャック・ウォーデン 
       ジョン・フィンチ サム・ワナメイカー

★一言コメント★
雄大で荘厳なエジプトを舞台に豪華な配役で繰り広げられる、一面壮大なラブストーリーとも言えるアガサ・クリスティ原作のミステリー映画です。

★あらすじ★
エジプトへハネムーンに出かけたリネット(R・チャイルズ)と夫サイモン(S・マッコーキンデール)でしたが、ナイル川を下るカルナーク号に乗り合わせた乗客の多くがリネットに悪意を持っていました。
婚約者を奪われたジャッキー(M・ファロー)は特にそうでした。
そんな状況の中でリネットが何者かに殺されます。
偶然乗り合わせていた私立探偵のエルキュール・ポワロ(P・ユスティノフ)は、旧友のレイス大佐(D・ニーヴン)と共に事件の真相を探り出すために捜査を開始します。
そして、第2、第3の殺人が・・・。

★おすすめポイント★
・ミステリーなので、内容は詳しく書かない方が良いと思っています。
その分感動できると思うのですが・・・。

・とにかくエジプトの景色に圧倒されました。
映像はナイルの川面に始まって又ナイルの川面で終わります。
オープニング、その川面に荘厳な音楽が被って、この作品への期待感でワクワクしたものです。
リネットとサイモンが馬を走らせてピラミッドに向かい、そして登るシーン。
カルナック大神殿、そしてアブシンベル宮殿の圧倒的な壮大さ・・・。
特に、カルナック大神殿の巨大な石柱の光と陰の撮影は素晴らしいです。
ロケがどこまで許可されたのだろう、と心配になってしまうほどの迫力に満ちた画面になっています。
元々昔が舞台になっているわけですが、この作品の製作から年月を経て古っぽくなっているのが良い感じになっています。

・音楽が、ニーノ・ロータだったことを今回初めて知りました。
音楽が流れるのはオープニングとラスト、あとはピラミッドやカルナック号の出発シーンぐらいでしょうか。
これからの展開への期待感でワクワクし、まるで自分が現場に居るような(その地に居たいような)気分になれるシーンばかりでした。
ミステリーとしてはよけいな効果音などはほとんど使われてなくて、特に船内のシーンはそれだけに落ちついてまるで舞台劇でも観ているような気がしました。
名優ぞろいですし・・・。

・この作品で、当時からずっと印象に残っていたのが“愛が住めないなら、私は悪を入れる”というジャッキーがポワロに語る言葉です。
婚約者を親友に横取りされてハネムーン先まで付きまとうジャッキーに、リネットはポアロに説得の依頼をしていました。
ラストの展開を考えると、より重く感じる言葉ではあります。

・第2、第3の事件が起きて、かなり陰惨な展開にはなるのですが、所々にふっと笑えるようなシーンもあります。
それに、犯人は狭い船の中を駆け回って、それも偶然頼みもあったりしてつい大変だなと思ったりもしました。
すべての人に殺意があったとして一人一人(ポワロの推理の中で)再現シーンがあって、その度に撃たれてしまうリネットが気の毒になったりもします。
よく考えてみると、リネットにはそれほどに怨まれるほどのことは無かったと思うのですが、それでは物語は始まりませんが・・・。
「オリエント急行殺人事件」(1974年)に続いての豪華な配役と資金を掛けて、作品全体に余裕を感じさせています。
この後に続くシリーズ作品が次第に小粒になっていくのが残念でした。
それでも、このシリーズは大好きでした。

・ピーター・ユスティノフは、原作のポワロやテレビシリーズのポワロ(デヴィッド・スーシェ)とまったく違います。
原作では潔癖で自信家の小男となっていますが、彼は大柄で役的にも思いやりに溢れた人間となっています。
ベルギー生まれをフランス生まれと言われる度にムッとするのは一緒でしたが・・・。
テレビシリーズはイギリスらしく端整な作りで好きでしたが、映画のポワロの方がより好きでした。

・ミア・ファーローは、「フォロー・ミー」(1972年)で私にとっては永遠の女優になっています。
以降は繊細でエキセントリックな役が多くて、この作品でも動けば動くほど語れば語るほどに切なく感じたものです。

・オリヴィア・ハッセーは、「ロミオとジュリエット」(1968年)がすべてでしょう。
彼女がファーストシーンで窓から顔を出した瞬間、あまりの可愛さに館内にどよめきが起こりました。
後にも先にも一度きりの経験でした。
当時、弁当持参で(当時は入れ替え無し)30日間だったか60日間だったか映画館に通い続けた人の話を身近で知っています。

・マギー・スミスは、とぼけているけれど品がある役柄が多くて、やはりマイケル・ケイン(何度かこのブログで登場させています)に通じるところがあって、好きなイギリスの女優です。

・ジョン・フィンチもやはりイギリスの俳優です。
「レディ・カロライン」(1972年)で夢中になって、ロマン・ポランスキー監督の「マクベス}(1971年)やヒッチコック監督の「フレンジー」(1972年)など、観まくったものです。
今回、ジョニー・デップにちょっと似ていると思いました。

・アンジェラ・ランズベリーは、この豪華出演者の中で派手な格好や言動で目立つ役でした。
まったくイメージが違う、80年代にNHKで放送されていた「ジェシカおばさんの事件簿」(声:森光子)が大好きでした。

・ジェーン・バーキンは、先日「SMAP×SMAP」に出演した時の方が歳を重ねていて何倍も素敵でした。

・個々の俳優について書くと切りがないので、この辺で終わりにします。
カルナック号の展望室での、ポワロと各人のシーンはまるで名優たちの舞台劇を観ているように感じました。
でも考えてみれば、現在これだけの俳優を知っている人はどれだけいるのでしょう。
私の場合は年の功で知っているだけですが、一人盛り上がってしまってちょっと寂しくなりました。


ナイル殺人事件

ナイル殺人事件
オリエント急行殺人事件
スペシャル・コレクターズ・エディション

オリエント急行殺人事件 スペシャル・コレクターズ・エディション

地中海殺人事件

地中海殺人事件

« プロ野球「楽天」が首位になって | トップページ | 桜人(サクラビト)になる »

作品タイトル~な行」カテゴリの記事

RSS&ブックマーク



スポンサーリンクⅠ


楽天


スポンサーリンクⅡ



富士通 WEB MART


  • 富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART

  • 【125*125】特価品

seoparts

    • seo

Ajax Amazon