プロ野球「楽天」が首位になって
昨日(3日)、プロ野球の楽天イーグルスがパ・リーグで首位に立ちました。
今期は開幕4連敗、それも逆転負けばかりで最初からがっくりしていましたが、その後の7連勝でチームもファンも生まれ変わったようです。
いつの間にか長年の野球熱も冷めていたのですが、今年は楽天が3位以内を狙えるような気がして注目していました。
何しろ、地元ですし・・・。
このまま行くとは思えませんが、多くを望んでいませんので気楽に観ていられるのが何よりです。
私の野球ファン歴はかなり古いものです。
東映フライヤーズ(現在の日ハムの数代前のチーム)に、故水原監督が巨人から追われるようにして移った時からです。
現在解説者の張本勲さんが新人で入団した頃のことです。
ほとんど伝説の世界になります。
その後は、ヤクルトスワローズ(広岡監督当時)、西武ライオンズ(広岡・森監督当時)、そしてオリックス・ブルーウェーブ(現・バッファローズ、仰木監督当時)と続きます。
イチロー選手が大リーグに行った時点で、熱は冷めてしまいました。
こうして振り返ってみると、監督によって好きな球団が決まっていたようです。
映画も監督次第で選ぶ傾向がありますが、野球もそうでした。
それにしても、プロ野球は様変わりしました。
ヤクルトも西武もいつの間にか球団名に地名が付いていました。
地元密着の姿勢が出てきて、これまでの1球団にすべてが集中していたような傾向が無くなって、何よりファンが楽しそうです。
特に、長い間日陰状態に置かれていたパ・リーグが元気で嬉しい限りです。
近鉄ファンだった推理作家の故横溝正史さんは、ゲームの結果を知るためだけにラジオで巨人戦を聴いていた、という話を覚えています。
今のようにインターネットなどが無い時代の話ですが、何だか横溝さんを身近に感じたものでした。
今はもう、街を歩けば楽天の帽子を被っている子供たち(大人たちも)の姿は珍しくありません。
閑散とした宮城球場(現・Kスタ)で、イチロー選手の日本最後の年のゲームを観たことが不思議な気がします。
イチロー選手の背中と、彼を見つめる子供たちの熱い視線、イチローコールとロッテの楽しそうな縦乗りの応援、そして桜吹雪と・・・
それはそれで、のどかで楽しい光景でしたが・・・。
↑観戦当時は大リーグ行きがわかっていませんでしたから、今になれば記念の品です。
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