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「SMAP×SMAP特別編」小津監督たち

5日の「SMAP×SMAP特別編」は日本映画の3人の監督を取り上げた特集でした。
録画を間違えて、小津安二郎監督の部分の途中からになってしまったのが残念です。

小津監督、溝口健二監督、黒澤明監督のうち、一番作品を観ているのは黒澤監督のものです。
最近も「椿三十郎」(1962年)を観て楽しんだばかりでした。
今回この番組で、ラストの決闘シーンを取り上げていました。
一瞬で決着がつくまでに確かに間があるのですが、今回今までに無く長い間に感じてしまったのが不思議でなりません。

小津監督の部分、「晩春」(1949年)の原節子さんがお父さん(笠智衆)を問い詰めるシーンも、アップの顔の目が怖くて、後で本編のビデオを観直したりしました。
やはり印象は違っていて、テレビでシーンを切り取ると違和感があるということがわかりました。
あのシーンの印象だと、せっかく観てくれていたスマスマファンには不評だったのではないかと心配になりました。
それでなくても、あの日の視聴率は悪かったと聞いていますので・・・。
草なぎ剛さんの新作映画「山のあなた 徳市の恋」の宣伝を兼ねたものとはわかっていますが、番組には不似合いなテーマでしたね。
私は嬉しかったですが・・・。

それぞれの監督のエピソード・・・
黒澤監督が「七人の侍」(1954年)で、西部劇では出来ないものとして雨を使ったアクションにしたこと。
溝口監督のワンシーンの長まわし撮影、そして田中絹代さんへの厳しい演技の要求。
小津監督の相似形にこだわった撮影については知っていましたが、今回画面(「東京物語」)で妻の居た場所が本当にぽっかり空いていることで、亡くなった寂寥感がまざまざと伝わってきました。
この「東京物語」(1953年)も、溝口監督の「西鶴一代女」(1952年)もビデオをいつも目の前に置いてあるのになかなか観ることが出来ません。
そう言えば、「山椒大夫」(1954年)は子供の頃に観た記憶がかすかにあります。
あんなにこだわって撮ったものとは当然知りませんでしたが・・・。

番組の中で、広末涼子さんたちが再現ドラマのようなことをしていましたが、途中からなのでよくわからなかったのですが・・・。
映画好きの彼女が映画関係の出版社に勤めていて、上から要求される記事と自分の書きたい記事が違って悩んでいることはわかりました。
広末さんを観ながら、特に理由はありませんが、向田邦子さんがモデルのような気がしました。
それにしても、“売れるものを書くか、書きたいものを書くのか”って、記事に限らないことでしょう。
芸や芸術、そして商売などにも延々と付いてまわる難題のような気がします。

小津監督の言葉“映画の終わりが実は始まりなんだ”を紹介していました。
エンドマークが出たから物語は終わるのではなく、その後も登場人物は生きていく。
その人生を観客に感じさせる。
それが小津監督の映画だと、ナビゲーターの草なぎさんは語っていました。

観客にとって必要なのは“想像力”ということでしょう。
この頃、政治や行政が簡単に老人を切り捨てたり、小児科や産婦人科が消えていくのに手をこまねいていたり・・
社会的にもいじめや自殺、そして殺人などのニュースが絶えません。
大きなことは言えませんが、何だか想像力が欠けてしまったせいのような気がしてなりません。

60歳の誕生日に亡くなった小津監督ですが、こんな言葉を残しています。
“ぼくの生活条件として、なんでもないことは流行に従う。
重大なことは道徳に従う。
芸術のことは自分に従う。”

どうせなら、「山のあなた 徳市の恋」の原作(按摩と女・1938年)の清水宏監督のことをもっと知りたかったと思っています。
日本で初めてロケ撮影を行った監督らしいですが、それだけでも興味があります。
今回、セリフも動きも完全カバーをした意味なども知りたかったものです。
この枠では無理でしょうが・・・。

晩春
晩春
東京物語
東京物語

七人の侍(2枚組)<普及版>
七人の侍(2枚組)<普及版>
西鶴一代女
西鶴一代女

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