「キネマ旬報」相棒特集&岸部一徳さん
久しぶりに図書館へ行って、いつも貸し出し中だった「キネマ旬報」の5月上旬号をやっと読むことが出来ました。
ちなみにこの号は“相棒特集”だったため、オークションで凄い金額になっているのを見たことがあります。
記事は、水谷豊さん、寺脇康文さん、和泉聖治監督へのインタビューでしたが、かなり中身の濃いものになっていました。
ただし、ほとんどがいろいろな媒体ですでに知ってしまった情報でしたが、水谷さんの映画・テレビでの出演作品を細かに紹介している記事もあり、じっくり読ませる内容でした。
当時はまさか40億円を越える大ヒットになるとは考えられなかったと思うのですが、こうして地道にキャンペーンを繰り返していたのかと、他人事ながら感慨深いものがありました。
岸部一徳さんのインタビューは「相棒」とは関係なく、彼の俳優歴に関するものでした。
それなのに、記事の半分は岸部さんの方から水谷さんに関して触れる内容となっていました。
岸部さんが水谷さんのファンだという話は聞いたことはありましたが、確かにこのインタビューの中で「水谷さんのファンです」と語っていました。
俳優としては水谷さんが先輩でも、年下の人のファンですと言う岸部さんは素敵だなと思ったものです。
水谷さんは50代、岸部さんは60代、いくつになっても次を考えている姿勢に共感を覚えているようです。
岸部さん、インタビューの中でもジュリー(沢田研二)を立てていましたが、あのザ・タイガースの一員だったことが今となってはどうしてもピンと来ません。
もちろん当時を知っていますが・・・。
当時、作詞などもしていたようで、今では想像が出来ない(失礼!)ロマンチストのようで笑ってしまいました。
俳優として“見えないように表現するのも、ひとつの表現”と語り、演技の奥深さをも語っていました。
ある掲示板で、“日本一、誠意の無い土下座の演技が出来る俳優”とあり、笑わせられながら物凄い褒め言葉だと納得出来ました。
そう言えば、“街で岸部一徳さんに逢うと幸せになる”という都市伝説があるそうです。
ぜひ逢ってみたいものです。
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