一日一行文 [7月下旬]
空き地の広大な水たまりに映る逆さの光景が別の世界に見える。 21日(月)
広瀬橋の電灯の上にユリカモメが2羽、交互に際限無く鳴き続けていた。 22日(火)
どこの紫陽花も色あせているのに、なぜか隣の庭の紫陽花だけは今も綺麗なブルーのままでいる。 23日(水)
相次いで起きる地震、それでも外へ出れば不安を隠しながらも変わらない日常の光景がある。 24日(木)
テレビの画面の片隅に“アナログ”という文字が申し訳なさそうに出ているのに気がついて笑えた。 25日(金)
早朝、霧雨の中に街灯が並んで浮かぶ幻想な光景に足の痛みを忘れて歩いてしまった。 26日(土)
転がっている小さな薬を見つけて、服用時に水だけしか呑んでいなかったことに気がついた。 27日(日)
騒々しく聴き慣れない鳥の声に外を見たら、カルガモの親子が土手に向かって歩いていた。 28日(月)
目覚めたら秋のような空気を感じて、思わず予定に無い散歩に出てしまった。 29日(火)
ひんやりとした朝風に揺れる月見草を眺めて、このまま秋になればいいのにと夏に弱い私は思う。 30日(水)
味噌汁に茄子をたっぷり入れ過ぎて、キリギリスの食事を連想してしまった。 31日(木)
| 固定リンク




























