「ボクらの時代」樹木希林さん
だいぶ前になりますが、6月22・29日放送「ボクらの時代」(フジテレビ)を録画したものを観てみました。
樹木希林さん、YOUさん、是枝裕和監督と、映画「歩いても 歩いても」公開に合わせた出演のようです。
YOUさんは樹木さんや監督にも遠慮がなくて(そういう関係なのでしょうが)笑えました。
“だんなさん(内田裕也)がずっとおかしいと思っていたら、おかしいのは奥さんのほうだったんだ”と樹木さんに言うYOUさん。
それを樹木さんから聞いて意識しているという内田さんを想像してみて、微笑ましく感じました。
樹木さんの話が印象的でした。
監督は樹木さんの魅力を“受ける時は受け、返す時は返す”と語っていました。
監督にあてがき(本人に合わせて役を作る)されたことを知って、“嬉しいけれども、私だと思って書かないでほしい。吉永さんとか岩下さんで書いて、私の中を通せばやりますから・・・”と。
思わず、格好いいと思いましたね。
違うキャラクターだから代役が好きと言い、究極の代役は左卜全とのこと。
良い女優の条件は、相手のセリフを覚えることと言い、由利徹さんのエピソードで笑わせてくれました。
自分のセリフしか覚えなくて、相手役に“終わった?”と聞いていたらしいです。
是枝監督が何とか生活できるようになっていることを喜びながらも、秋野不矩さん(日本画家)の言葉を話してくれました。
“世の中の人は、好きでもないのに身過ぎ世過ぎでいろんなことをやらなければならなくて生きているのに、好きなことをやって食べていこうということはおこがましいことですよ”
とても身に沁みる言葉です。
いつも厳しい意見を言いそうな彼女の、この映画の主役の阿部寛さんについてのコメントも印象的でした。
私などから見ても、同じ映画に出るイメージが湧かない2人です。
“背が高いということで、目立たないようにいようという生き方をしてきたように感じられていい”と褒めていました。
27日の「徹子の部屋」も観ていました。
娘さんと2人のお孫さんとで写っている写真で、話が弾んでいました。
おそらく自宅の前の道路で撮影したと思われる写真がとても印象的で、いまだに覚えています。
娘婿の本木雅弘さんが映っていないということは、彼が撮影したのでしょうか。
1枚は、距離がバラバラな4人が思い思いにカメラを見ています。
娘さんは綺麗で、女の子は大人びていてやはり綺麗です。
男の子は本木さんに似た耳をしていて、どこかひ弱な感じがあります。
注目したのが2枚目の写真。
女の子だけがカメラをじっと見ていて、娘さんは後ろ向き、だいぶ離れた所にやはり後姿の樹木さんと男の子。
樹木さんは男の子の背中を抱くようにして去っていくようなショットでした。
そのまま映画のワンシーンになるような写真です。
番組の中で、男の子のことを気にかけているような話をしていましたから、よけいに印象深いものがありました。
樹木さんと言えば、「七人の孫」(1964年・TBS)「時間ですよ」(1970年・TBS)「寺内貫太郎一家」(1974年・TBS)が今でも忘れられないほどにインパクトがありました。
指先の無い手袋をした汚いおばあさんの格好で、沢田研二さんのポスターに向かって「ジュリー!」と叫ぶシーンはこれからも忘れることは無いと思います。
悠木千帆という名前を競売にかけて、現在の名前になったことは有名な話です。
ちょっと前のフィルムのCMでしたが、自然体でフィルムと自分の人生を語る樹木さんは素敵でしたね。
これからも観続けていきたいと思う、女優さんです。
余談ですが、
“樹木”の文字を出すのに“じゅもく”と打ちます。
その度に、毎朝観ている子ども番組「シャキーン!」(NHK教育)のジュモクさんを思い出してしまいます。
あやめちゃんという女の子の脇にいる木の妖精(?)のようなものです。
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