「ボクらの時代」小朝師匠・千原ジュニアさん
13日の「ボクらの時代」は春風亭小朝師匠、南原清隆さん、千原ジュニアさんの出演でした。
やはり、貫禄で小朝師匠の話が印象的でした。
東西の落語家が勢ぞろいする「大銀座落語祭」に南原さんが何度も出席していること、千原さんが初参加をする話から始まりました。
お笑いといっても分野の違う人たちを参加させるなんて、落語がこんなに門戸が開けているということを知って新鮮な思いで話を聴きました。
師匠が千原さんを誘った理由は、“ベースに哀しみがあった方がいい。ウエットなものがある人が落語には向いている”とのことでした。
なるほどと思ったのは、最近お笑い芸人の中でも千原さんが気になっていたからです。
強面なのに、どこか気弱に引いた部分があるようで、と思っていたのですが、師匠の言葉からそう遠い印象ではなかったようです。
以前、大森南朋さん主演の「ICHI イチ」(2002年)をビデオで観て、暴力的な役(当時は千原浩史の名で出演)で強烈な印象が残っていました。
みんなが高校生役というのも不自然で、その上個人的にはとても付いていけない内容の作品でしたが・・・。
今は、その時とは別人のような印象があります。
千原さんの初めて挑戦する落語は「死神」ということで、なんだか合いそうな気がしています。
お兄さんとのコントでは、台本(というのか?)をまかされているようですから、師匠の提案は願っても無いことのように思えますが、傍目にもまだ自信が持てていないようです。
オチが10種類もあるのでオリジナルにしても良い、照明や音楽なども自由に使って良いなどの提案を聴いていると、やはり落語って間口が広いのだなと感心させられました。
千原さんが、熱弁をふるう師匠に“ゆっくりしゃべって”と懇願する様子には笑いましたが・・・。
そう言えば、千原さんは師匠と対面で教えてもらって覚えているようです。
南原さんは、経験者というわけでか、テープも使っているようですが、その話で突然のように朝ドラの「ちりとてちん」の稽古風景を思い出しました。
あの頃、桂吉弥さんだったか、テープが使えず稽古が終わるとそそくさと帰ってメモをとったと言っていました。
小朝師匠が、立川談志師匠の「芝浜」を聴いて落語家を目指した話は嬉しかったものです。
昔、談志師匠の「芝浜」を聴いて泣けそうになったことがありました。
その後、何度か「芝浜」を聴いていますが、あの時と同じ感動を受けることは無く、あれは一体何だったのだろうといまだに不思議です。
談志師匠の「芝浜」については、以前「ちりとてちん」がらみで書いていますので、よろしかったらどうぞ。
↓
閑話休題:「ちりとてちん」~談志師匠の「芝浜」
次回は、加瀬亮さん、菊地凛子さん、押井守監督の出演で、これもまた楽しみです。
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