「シャキーン!」について再び
相変わらず、毎朝子供番組「シャキーン!」(NHK教育テレビ・午前7時)を観ています。
うんざりするほど流れてくる暗いニュースを避けているわけです。
15分という短い時間にたくさんのコーナーがあって、ほとんどがアトランダムに出てくるので目が離せません。
MCはあやめちゃんとジュモクさん、木の上でガラクタに囲まれながら進行していきます。
ジュモクさんが、テレビの妖精だったことを、今回公式サイトを覗いて初めて知りました。
「声クササイズ」は、リズムに合わせて画面に映る品物の名前を叫ぶだけでいいのです。
最近、加齢によるらしく声が出にくくなっている私には格好のリハビリ(?)になります。
子供やその母親がテレビに向かって叫んでいる姿は想像するだけで微笑ましいですが、大のおとなが!と笑われようとも私は参加しています。
あやめちゃんのノリノリの様子が可愛いです。
「みずのうた」をあやめちゃんが歌っているとは知りませんでした。
ひとつぶの雨が地上に落ちて、やがてママのような海へパパのような雲になっていくという、可愛らしいけれども壮大さを感じさせる歌で、朝から爽やかな気分になれます。
台所の流しとかゴミ箱などがつぶやく「ものローグ」や、電話でスミマセンを何度言うかというような「30秒の世界」、画面を観ながら自分の中で秒数を数える「ジャストタイム」などなど、楽しいコーナーがたくさんあります。
最近印象的だったのがアニメの「おべとも学園」でした。
下校時に雨、女の子には母親が傘を持ってのお迎えがありますが、男の子にはそれがありません。
彼を気にかけながら母親と歩き出したものの、女の子は途中から学校へ引き帰します。
玄関にいる男の子に“忘れ物があったから”と傘を預けて、教室へ・・・。
教室の中で、持って帰れるものを捜している女の子。
そして玄関で、女の子はいっぱいの荷物で持てないからと、男の子に傘をさすことを頼みます。
ひとつの傘に入って帰って行く二人の後姿・・・。
観ていてしみじみとしてしまいました。
たまたま、繰り返される無差別殺人のニュースを観た後だけによけいに考えさせるものがありました。
彼らがこのような光景を見た時に、どう感じるのでしょう。
何も感じないからあのような事件を起こしてしまうということでしょうか。
たかが、子供番組とあなどってはいられません。
考えさせられること、思い出すこと、勉強になることがたくさんあります。
と、偉そうに言いわけしながら、楽しんでいます。
以前書いた記事はこちらで→閑話休題:「シャキーン!」から・・・
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