遺跡見学体験
2日(土)に、初めて遺跡見学会というものに参加してみました。
こちら宮城県仙台市の南部にJR長町駅がありますが、その東側は現在大規模な再開発を行っています。
それと合わせてということで、遺跡の発掘作業が続けられています。
7、8世紀頃に官衙(かんが)と呼ばれる役所が置かれ(郡山遺跡)、それに関わった人々の住居跡といわれている場所が今回の見学地です。
官衙(かんが)の機能が多賀城に移った後に、集落は無くなってしまったようです。
地理的に近いということもあって、気分転換のつもりで出かけてみました。
遺跡見学は初めてですから、見学会とはマニアの人たちが数十人ぐらいでひっそりと行うものだと勝手に想像していました。
マニアじゃない人は、はじかれるのかなと思いつつ・・・。
実際に行ってみて、あまりの人の多さに驚きました。
ヘリコプターは頭上をひっきりなしに飛ぶし、見学者は夏休みということもあって子供から年配者まで様々で、何となく気が楽になったものです。
土は粘土質なのか、触れば全部崩れそうに見えて、発掘作業は根気が要って大変なのだろうと思わせられました。
説明をする係りの人たちが、けっこう流暢な口調で、それも仕事の一環であることもわかりましたし、何より楽しそうに感じました。
展示されていた石包丁(稲の刈り入れなどに使用)が薄いグリーンで、その自然な色の美しさが一番印象に残っています。
残念ながら、古代史とか遺跡とかにまったく興味がなかったものですから、“古代の浪漫に思いを馳せる”というわけにはいきませんでしたが、面白い時間を過ごせました。
デジカメを持参していなかったので、資料から一部を・・・。
古代の地方官衙と社会 (日本史リブレット 8) ![]() |
古代地方官衙遺跡の研究![]() |
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