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「SONGS」薬師丸ひろ子さん

今週3日の「SONGS」には薬師丸ひろ子さんが出演しました。

昔から好きな女優さんです。
デビュー当時、当然子供でしたから周囲から大事に育てられた女優さんというイメージがありました。
昔からアイドルはたくさんいましたが、そう感じさせた女優や歌手はいなかったような気がします。
大変な人気でしたが、驕ることなく怯むことなくという感じで自然な感じが良かったですね。

「探偵物語」(1983年)の記者会見で、松田優作さんが“薬師丸ひろ子は私がいただきます”と言ったシーンを覚えています。
あの強烈な個性の松田優作さんが、アイドルの薬師丸さんの相手役を引き受けること自体、凄いことでしたが・・・。
「探偵物語」は歌も素敵でしたが、薬師丸さんらしい役に松田さんが合わせてくれているようで、楽しい(ラストは切ない)映画でした。

「ザ・ベストテン」(TBS)で、薬師丸さんの歌う姿を初めて観た時には“聡明さ”を感じたものでした。
その後そう感じさせたタレントは松下奈緒さんぐらい(個人的な趣味です)ですが、彼女は都会的でクールな感じですね。
薬師丸さんは、時代もあるでしょうがどこか野暮ったくて、そこが個人的には魅力的でした。
そんな彼女も、「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年)ではお母さん役ですから、時代は確実に移り変わっているということですね。
30年も女優を続けているわけですから、当然意志の強さとかがあるのでしょうが、いつもどこか一歩引いているような思慮深い姿勢が感じられて好感を持っています。

番組の最初が「セーラー服と機関銃」でしたが、“さよなら~”の歌い出しが不安定で、他人事ながらドキドキしました。
緊張していたのでしょうね。
その後は、相変わらずの伸びやかで綺麗な高音で、安心して聴くことが出来ました。
歳を重ねると声質が低くなるものと思っていましたが、そういうこともありませんでした。
歌の合間に映像も流されましたが、予想通りやはり出てきた“カイカーン”のシーン・・・。
それも結構長めで、NHKでもこんなサービスをしてくれるのだと、思わず笑ってしまいました。
それにしても懐かしい・・・おまけに後ろに草若師匠(渡瀬恒彦)が控えていましたし・・・。

「Wの悲劇」(1984年)のラストシーンの映像も流れました。
もう一度女優としてやり直すことを決めて、恋人(世良公則)と別れるラストシーン・・・。
彼の拍手に振り返り、舞台上のようにスカートを両手で広げて腰をかがめる彼女の泣きそうな笑顔がストップモーションとなります。
今回このシーンを観て、私はこのイメージをずっと持ち続けてきて彼女のファンでいたことに気がつきました。

番組では、島根県のある分校(雲南市吉田小学校民谷分校)の10人の生徒さんとのふれ合いと合唱が紹介されています。
薬師丸さんは合唱に対して強いこだわりを持っているとのこと。
自然に囲まれての素朴な生徒さんたちとの合唱は、とても綺麗な歌声で彼女らしいなと思ったものです。

<番組で歌われた曲>
セーラー服と機関銃(1981年)
探偵物語(1983年)
メイン・テーマ(1984年)
あなたを・もっと・知りたくて(1985年)
夏の思い出(1949年)  *生徒たちとの合唱
Woman“Wの悲劇”より(1984年)
風に乗って(1991年)

 

Woman“Wの悲劇”より
歳を重ねて美しく、曲もアレンジをして素敵です。

ゴールデン・ベスト
ゴールデン・ベスト
セーラー服と機関銃
セーラー服と機関銃

探偵物語
探偵物語
Wの悲劇 廉価(期間限定)
Wの悲劇 廉価(期間限定)

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