ポール・ニューマンの死去を知って
昨日(28日)「サンデー・モーニング」(TBS)でポール・ニューマンが亡くなったことを知って驚きました。
その時は驚きだけだったのですが、今朝のニュースでバックに「雨にぬれても」(「明日に向って撃て!」のテーマ曲)が流れた時には涙しそうになりましたね。
彼の映画を観るようになったのは、だいぶ後になってからのことです。
出演作品、そして人格など(あくまで伝わってきたことで)すでに文句の言いようもないほどの大スターでしたから、そのことが逆に長いこと敬遠する理由になっていたような気がします。
きっかけは「スティング」(1973年)から・・・。
作品の面白さはもちろんですが、彼のあまりの“粋な男っぷり”に一気にファンになりました。
その後の作品は監督作品「ガラスの動物園」(1987年)を含めてほとんど観ています。
常に知性溢れるイメージの人でしたから、“正義感溢れる男”だったり逆に“単純で、乱暴な男”だったりしても、必ずその後に“だけど、チャーミング”と言えるような役が多かったですね。
好きな作品として思い出すのは、乱暴者だけれどもロマンチストで熊と遊んだりする「ロイ・ビーン」(1972年)だったりします。
私の場合、余裕があって遊びが感じられるような時代の作品が好きなのかもしれません。
たぶん彼は私が観始めた頃より以前の作品の方が評価が高かったのではないかと思います。
アカデミー賞を「ハスラー2」(1986年)ではなく、もっと昔の作品で受賞させたかったとよく言われていましたね。
「動く標的」(1966年)や「明日に向って撃て!」(1969年)は後から観ましたが、好きな作品です。
それより以前の作品となると、テレビから録画したままでいまだに観ていません。
監督としても正統派として評価されていて、映画人としても社会的な活動家としても尊敬される人だったようです。
今はただ、ご冥福を祈るばかりです。
そして、有難うございました。
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スティング ポール・ニューマン, ロバート・レッドフォード, ロバート・ショウ, ジョージ・ロイ・ヒル ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() by G-Tools |
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