「陽炎の辻2」姉妹
13日、「陽炎の辻2~居眠り磐音 江戸双紙」第2回“姉妹”を観ました。
やはり30分では忙しく感じてしまい、慣れるまで時間がかかりそうです。
磐音の山本耕史さんは相変わらず爽やかですし、おこんの中越典子さんも役に溶け込んで楽しそうです。
山本さんの、黒に裏が赤の着流し姿は粋で若々しくて素敵ですね。
着流しでの殺陣はサービスショットという感じがします。
今回は今津屋(渡辺いっけい)の後妻候補がからむ事件でしたが、まったくそのことを知らない設定の渡辺さん、登場するとなぜか安心感が沸きます。
竹村(宇梶剛士)と品川(川村陽介)は今回は出ませんでしたね。
居れば鬱陶しいけれども、居なければ何となく物足りない感じがします。
今回のゲスト、姉妹役の二人と、姉と駆け落ちをする侍役はまったく知らない俳優さんでした。
そのせいもあってのこちらの偏見か、着物に着られている感じがあってそちらの方が気になって仕方がありませんでした。
時代劇を自然に演じられるのは、俳優としてはかなりの力量が必要なのだろうなあと改めて思ったものです。
その意味で、近藤正臣さんや田山涼成さんはさすがだなあと思いました。
おこんの父親(小松政夫)が磐音に“武士を辞めたら”と話した時に、おこんが“その時にはお嫁さんになってあげる”と言うのもちょっと唐突なシーンでしたね。
磐音が初対面の妹の方に自分の過去を全部話すというシーンも、エッと驚いたものです。
そうしないと、話は膨らみませんし、進みませんが・・・。
やはり時間が短すぎる気がします。
発端があって、経過がさらっとしていて、あっという間の解決となってしまいます。
娯楽時代劇には、深い掘り下げなど求めてはいけないのでしょうか。
先日終了した「ゴンゾウ~伝説の刑事~」(テレビ朝日)のように、シリーズを通して一つのストーリーをじっくり観せるというパターンも面白いと思うのですが・・・。
話題は変わりますが・・・
先ほどNHKのニュースの中でパラリンピックに関するコーナーを観ました。
初めて車椅子テニスを観て、その迫力に驚いてしまいました。
解説者の有森裕子さんも“凄い!”としか表現出来ないようで・・・。
国枝選手は世界ランク1位とのこと、きょうが金メダルを目指しての決勝戦。
あわてて番組表を調べても放送は夜の録画しか無いようです。
パラリンピックもあと3日残すだけ。
なぜ観てこなかったのだろうと後悔しています。
有森さんの言うように、オリンピックと比べて差別をしてしまっていることを思い知らされました。
せめて3日間、録画でも出来るだけ観たいと思っています。
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陽炎の辻 ~居眠り磐音 江戸双紙~ DVD-BOX 山本耕史, 笛木優子, 原田夏希, 近藤正臣 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() by G-Tools |
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