NHK土曜ドラマ「上海タイフーン」第1回さよなら日本
13日から、NHK土曜ドラマ「上海タイフーン」が始まりました。
だいぶ以前に番宣を観ていましたが、その後主役の木村多江さんの妊娠で中止になったと聞いていました。
ですから、作品が完成していたことに驚いています。
久しぶりの木村多江さん、好きな女優さんです。
ドラマ「白い巨塔」(2003年・フジテレビ)の役が印象に残っています。
バリバリのキャリアウーマンが末期ガンになり、孤独な上に病院にも見放される役でした。
心情が伝わってきて、切なかったですね。
NHKは、いつもは脇役の上手い俳優さんをよく主役に起用します。
大森南朋さん(ハゲタカ)、高橋克実さん(フルスイング)、高畑淳子さん(魂萌え!)と、どの作品も素晴らしかったですね。
そして、今回の木村さん、期待しています。
今回も、仕事に自信と誇りを持つキャリアウーマン役ですが、それが過ぎて早々に挫折してしまいます。
結果的に会社の意向と自分の信念が合わずに退職。
おまけに恋人(細川茂樹)にも振られます。
その自信と誇りが現実には通用しないことを思い知らされるわけです。
その部分をかなり長く描いています(テレビ画面に「ワーキング・プア」まで出てきます)が、少なからずそういうことを経験しているので、彼女の甘さと強気にハラハラして観ていました。
転職してキャリアアップ出来るのはほんの一握りでしょう。
現実は描かれているように厳しいもので、それを跳ね除けて成功していくというドラマなのでしょうが、どのようにジタバタしながら挑戦していくのか楽しみに観ていきたいと思っています。
ハローワークのシーンで登場した、元社長のホームレス役の徳井優さん。
まるで「ちりとてちん」の“哀れの田中”のようにインパクト大で、相変わらずの怪演で笑わせてもらいました。
父親との因縁もあって、大嫌いな上海で仕事に挑戦していくわけですが、オープニングで写真と回想で登場した謎のシーンが気になります。
そのオープニングは2011年でしたね。
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