「風のガーデン」第1話 スノードロップ
夕べは、いつもなら眠っている時間にも関わらず「風のガーデン」(フジテレビ)を観ました。
元々観る予定にしていたドラマですが、緒形拳さんが亡くなったばかりでつらいかなと思ったんですが、最初の方で緒形さんの穏やかな笑顔が見られたおかげで自然に入り込めました。
主役の中井貴一さんが麻酔科医ということで手術シーンが多かったですね。
子供の頃のトラウマがあるために、手術シーンはまともには観られません。
好きな「Dr.コトー診療所」や「白い巨塔」(どちらもフジテレビ)も同様でした。
中井さんが自分の検査結果を見たり、自身でエコー検査をするシーンがありましたが、その不安感、孤独感が伝わってきました。
つい、がん保険CMの“自分ががんになって初めて患者の気持ちがわかった”を思い出してしまいました。
患者として絶対的信頼を持っている長い付き合いのお医者さんとでも、意志の疎通が上手くいっていないと感じることがあります。
お医者さんに病気になってほしいと願うわけではありませんが、ほんの少し患者の気持ちをわかってもらえたかな、などとも感じたシーンでした。
彼の場合、重大な状況なのでそんなことを言ってはいられませんが・・・。
中井さんのお姉さん役の木内みどりさん、久しぶりに見かけましたが声だけでわかりましたね。
平原綾香さんの女優としての登場には驚きましたが、意外に自然な感じがしました。
平原さんが歌う、「優しい時間」(2005年・フジテレビ)のテーマ曲「明日」はとても好きな曲で、よく聴きたくなる曲です。
さすがにこれから3ヶ月も続くドラマですから、ゆったりと始まった感じがします。
奥田瑛二さんをめぐる騒動の部分は目まぐるしくて、不得手なのでワケがわかりませんでしたが・・・。
特に、ガーデンの花や周囲の林が風に揺れる光景には魅かれるものがあります。
そういうシーンが好きなことを自覚したのは、台湾の監督・侯孝賢(ホウ・シャオシェン)の映画「童年往事―時の流れ」(1985年)からです。
監督の自伝的な要素が濃い作品で、悲惨な日常も淡々と描かれていましたが、いつも木が揺れていました。
言葉(セリフ)が印象的な回でもありました。
中井さんがバーで若い恋人(平原綾香)とお酒を飲むシーンでの、“モンペトクワ” “勉強したかったら・・・”については以前にどこかで聴いた覚えがあり、違和感がありました。
倉本聰さんの以前のドラマの中でのことなのか、本なのかはわかりませんが・・・。
最初の緒形さんと大滝秀治さんとのシーン、ボケを否定する大滝さんが同じ質問を繰り返すのに、何となくおかしみを見せていましたね。
緒形さんが“花言葉を作る”という設定はとても新鮮な気がしました。
今日(10日)NHK総合テレビで、緒形拳さんの追悼番組が放送されます。
「帽子」では柔らかな緒形さんが観られますので、未見の方はどうぞ。
夜10:00~11:30 ドラマ「帽子」再放送
夜 0:10~ 0:55 追悼番組
出演:津川雅彦 緒形幹太 緒形直人 池端俊策 司会:加賀美幸子
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