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緒形拳さんの急死を知って

緒形拳を追いかけて

早朝、いつものようにテレビを点けたところ、画面には緒形拳さんの映像があり、アナウンサーが彼の経歴らしいものを読み上げていました。
しばらくは何のニュースかわからなかったのですが、後ろに貼ってあるスポーツ紙で急死を知りました。
本当に驚きました。

緒形さんと言えば、個性的で演技が上手い人というイメージが昔からありましたから、たくさんの作品を観ているはずなのに意外に印象に残っているものがありません。
今年のドラマ「帽子」(NHK)は、これまでの緒形さんと違って、強烈な個性が影を潜めて自然に柔らかく老いた人間を演じていて印象に残っています。

ドラマ「帽子」の感想は、よろしかったらこちらで → NHKドラマ「帽子」

死とか生について考えることが多い年齢になってきたせいか、さまざまなニュースが気になってしまいます。
この頃、親子間で殺人事件があったり、先日の個室ビデオ店で多くのまったく関係の無い人が亡くなったり、と理不尽な事件が続いています。
先日の「ボクらの時代」(フジテレビ)では黒木メイサさんが、あまりに簡単に人が殺されるので“朝、テレビを点けるのが怖い”と涙を流していました。

緒形さんは、黒木さんの新しいドラマ「風のガーデン」(フジテレビ)にも出演中だったようです。
その脚本家でもある倉本聰さんの「君は海を見たか」(1982年・フジテレビ)では、“生きているということ いま生きているということ ・・・”で始まる谷川俊太郎さんの詩「生きる」が印象的に使われていました。
事あるごとに思い出す詩です。
納得のいく死など無いのでしょうが、緒形さんはどのような思いを持っていたのでしょう。

緒形さん、とても個性的な魅力的な書を書く人でもありました。
ご冥福をお祈りいたします。

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