「陽炎の辻2」第11回 夢はるか
15日の「陽炎の辻2~居眠り磐音 江戸双紙~」第11回“夢はるか”を観ました。
意外だったのが、白鶴花魁(笛木優子)を身請けするのが以前赤井英和さんが扮したお大尽ではなかったことです。
あの回で、とても豪放磊落な人柄で白鶴も好感を持っていた相手と思ったもので・・・。
その白鶴をめぐる脅しや抱え主の女将が誘拐される事件に磐音(山本耕史)が関わるわけですが、悪巧みの連中の動きなどはほとんどセリフで説明する感じでした。
ちょっとせわしない感じで、久しぶりにやはり“30分では無理”と思ってしまったものです。
それでも、長屋の和やかなシーンとか、相変わらずお金にシビアでちょっと無神経な武村(宇梶剛士)と気遣いの品川の掛け合いとかはありましたね。
このシリーズは、確か恋愛模様が中心に進むと何かで呼んだ記憶がありますが、確かにそうなのかもしれません。
特におこん(中越典子)の揺れる思いとかは丁寧に描かれていたと思います。
おこんは、磐音が奈緒(白鶴)を助けに吉原へ行っている上に、今津屋(渡辺いっけい)にお佐紀が嫁いできたことで自分の仕事が無くなっていることが重なって、気持ちが不安定になっているようです。
あのいつも明るいおこんが、と思うと切ないですね。
今津屋がおこんに対して細やかな気遣いを見せていたことも印象的でしたが・・・。
どのドラマを観ていても、音楽の方まで注意を向ける余裕がない方ですが、今回は珍しく音楽が情感たっぷりで印象に残りました。
ただ、画面がオレンジ色になった時の音楽が、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」風に聴こえてしまったのには、錯覚が過ぎたかもしれません。
出羽へ旅立つ前に四郎兵衛(綿引勝彦)の配慮で、磐音が奈緒と逢うシーンで終わりましたね。
読むつもりではなかったのですが、たまたま公式サイトでその続きを読んでしまいました。
公式サイトは結構詳しく載せているものなのですね。
来週が最終回で楽しみにしていましたから、ちょっと後悔しています。
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