一日一行文 [11月中旬]
時間が止まってほしいと思うほどに、街路樹の赤、黄、緑のコントラストが美しい。 11日(火)
暖かい陽射しを全身に浴びてコスモスの種取を楽しんでいたが、あっという間に陽射しが翳った。 12日(水)
新幹線を見かけるたびに、人と一緒にそれぞれの事情も運ばれていることを感じてしまう。 13日(木)
雲ひとつ無い抜けるような青空を見ると、“飛蚊症が無ければ”と考えても仕方が無いことをつい考えてしまう。 14日(金)
忙しさのせいにして、手に入れた中古ビデオを観ることもなく整理をするだけになっていることに気がつく。 15日(土)
週末になると体力が衰えて、気力が空回りすることの繰り返し。 16日(日)
冷え込みの朝、新幹線を真っ赤な朝日が照らし空には丸い月が白く光っていた。 17日(月)
散歩中風鈴の音が途切れ途切れに聴こえてきて、この時期のその静かな音はより侘しさを感じさせた。 18日(火)
店を閉じたそばやの前の手作りのお地蔵さんが消えてだいぶ経つのに、前を通る度にその笑顔を思い出す。 19日(水)
公園の銀杏の木の下で銀杏を探している人を見ていたら、フランク永井さんの“公園の手品師”が耳元で聴こえてきた。 20日(木)
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