「陽炎の辻2 居眠り磐音 江戸双紙」最終回 旅立ち
22日、「陽炎の辻2~居眠り磐音 江戸双紙~」最終回“旅立ち”を観ました。
やはり、恋愛模様が主だったシリーズでしたね。
お家騒動をクライマックスに持ってきませんでしたし、殺陣のシーンもあまりありませんでした。
そのためか、鶴見辰吾さんも佐藤B作さんも榎本孝明さんも途中から消えていなくなりました。
次回シリーズがあるということでしょうか。
今回、やはり一番驚いたのは出羽のお大尽が磐音に瓜二つだったということです。
視聴者サービスかもしれませんが、身請け人が赤井英和さん演じるお大尽ではなかったことの前回の疑問が解けました。
奈緒(笛木優子)の気持ちを考えると何とも切ないですね。
オープニングで、前回の続き、磐音(山本耕史)と奈緒とのシーンがじっくり展開されていました。
男女の想いの美しさとか潔さとかは、このような時代劇でしかもう表現出来なくなってしまったのかな、などと思わせられました。
おこん(中越典子)が今津屋での仕事のこともあっての精神不安定な状況も描かれていて、今回は女性二人の回でした。
原作をまったく読んだことはありませんが、一応、納得のいく気持ちの良い収め方と言えるのでしょうね。
印象深いというか笑ってしまったのは、磐音が品川たちの忠告に従っておこんと橋の上で逢うシーン。
陽炎が揺れていましたね。
凝ったというか、遊んだというか・・・。
最終回ということで、旅立つ磐音とおこんの見送りには長屋に出演者(ただし、あくまで庶民の人たちだけ)が勢ぞろいでした。
大勢居過ぎてセリフがほとんど一言ずつになり、それが順番待ちのような気がして微笑ましく感じたものです。
最後に、お正月スペシャル(2009年1月3日午後9:00~10:30)の紹介もありました。
楽しそうで、お正月に観るにはちょうど良さそうです。
それにしても、山本さんは「新選組!」のスペシャル(こちらもお正月放送)といい、NHKのお気に入りのようですね。
ファンなら知っていることで蛇足かもしれませんが、テレビ番組情報誌「月刊テレビナビ」で山本さんの対談記事が連載されています。
最新号の対談相手は原田泰造さん(ネプチューン)です。
大河ドラマ関連の話などで盛り上がっていて、結構面白く読みました。
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