旬の花時計


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一日一行文 [12月下旬]

暖かい陽射しを浴びて旋回する鳶の目線で地上はどう見えるのか、高所恐怖症なのにちょっと興味を持ってしまった。 21日(日)

小春日和の日曜日、広瀬川に沿った遊び用の池に鮭の死骸が浮いていて、子供たちはどう感じただろう。 22日(月)

待ち合わせの約束に、たどり着くまでの時間を何度も逆算してしまうのは心配性か年齢のせいか。 23日(火)

そう言えば、この頃は自動車会社一社だけのコンテナを積んだ長い貨物列車を見ることが無くなったような気がする。 24日(水)

灯油を一缶ずつ注文をしている人を見て、まだまだ節約修業が足りないと反省する。 25日(木)

土手の短く刈り取られた雑草の緑が日ごとに増えていて、やはり季節が崩れているように感じる。 26日(金)

調べものがあって昔の日記を引っ張り出し、つい余計な部分も読んでみたら、今と変わらない内容に笑えた。 27日(土)

寒波の夜、交通管制のヘリの音が聞こえて年の瀬を実感する。 28日(日)

このところの寒さ対策に、電気毛布と湯たんぽを交互に出しては決められないでいる。 29日(月)

脇腹の痛みに悩みながら、アスファルトの道の盛り上がりについ乗ってしまう自分に笑える。 30日(火)

水鳥たちが静かに泳ぎ、尾を引く小波が特別に見える大晦日。 31日(水)

Tobi2

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