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戦場のメリークリスマス

「戦場のメリークリスマス」 製作:1983年/英日合作

戦場のメリークリスマス [DVD] 監督:大島渚
脚本:大島渚 ポール・マイヤースバーク
原作:サー・ローレンス・ヴァン・デル・ポスト

撮影:成島東一郎
音楽:坂本龍一
出演:デビッド・ボウイ 坂本龍一 ビートたけし 
       トム・コンティ ジャック・トンプソン 内田裕也 

★一言コメント★
坂本龍一さんによる素晴らしいテーマ曲により忘れられない映画となっています。

★あらすじ★
1942年、ジャワの日本軍の浮虜収容所。
所長のヨノイ大尉(坂本龍一)は兵の不祥事の処置をハラ軍曹(ビートたけし)に負かせ、軍律会議出席のためバビヤダへ向かいます。
軍拘禁所にある法廷では、英国陸軍少佐ジャック・セリアズ(デビッド・ボウイ)の軍律会議が開廷されて、ヨノイは魅入られたかのような眼差しでセリアズを凝視します。
そしてセリアズは浮虜収容所へ送られてきます。
そのセリアズを見知っていたロレンス(トム・コンティ)は日本語が出来ることもあって重宝されていて、ハラとも何気ない心の交流がありました。
収容所の中では、浮虜長ヒックスリ(ジャック・トンプソン)がヨノイから浮虜の内、兵器、銃砲の専門家の名簿をよこせと命じられていますが、敵に有利となる情報を提供するわけにいかないと拒否をしていました。
そして・・・
兵の処刑に端を発して、戦争という歴史の渦の中で敵と味方として出会った男たちのさまざまな姿が浮き彫りになっていきます。

★おすすめポイント★
・この作品を語ろうとする時、一番に出てくるのは坂本龍一さんのテーマ曲というのはどうなのでしょう。
それだけ強烈な印象が残っています。
公開当時大変な評判で、前の回の上映終了間際に扉が開けられた時には観客がぎっしり詰まっていて、その観客の頭越しに僅かにエンドロールが見えていました。
このテーマ曲が流れていて、まだ観てもいないのに、胸に響いてきて期待感でワクワクしたことを思い出します。

・今回観なおして、申し訳ないけれども、やはり坂本さんの演技は素人っぽくて観るのが辛いと思いましたが、これが時間を追っていくと気にならなくなります。
当時も、それでは代わりは誰に?と考えたりしたものです。
坂本さんとたけしさんの前に、滝田栄さんと緒形拳さんにオファーがあったというニュースを聞いたことがありました。
今回、確認のためにネットで調べたらこんな記事がありました。
  ハラを断った俳優……勝新太郎、緒形拳、
  ヨノイを断った俳優…沢田研二、沖雅也、滝田栄、
亡くなった緒形さんのハラ、ジュリーのヨノイは観たかったと思いますが、やはり既成の俳優ではない(当時)魅力には勝てなかったかもしれません。
戦争を背景にしてはいるけれども、舞台劇のようで様式美が感じられる創り、そして二人はそれにそって演じさせられた、と考えるとわかりやすいのかもしれません。
正直、当時はそこに圧倒されていたような気がします。

・当時としては、撮影時のエピソードなどが雑誌やラジオでたくさん紹介されたことも珍しいことでした。
二人がほとんど開き直った感じで有ること無いことを紹介して、それが人気を煽ったようです。
若者に指示され、おとなに理解出来ないと言われた作品でもありました。
大島監督は、若者に指示されたことにこそ満足している、と語っていたはずです。

・セリアズが現れてからヨノイの動揺が始まるわけですが、観る側も彼らの思いを推し量ろうと悩まされます。
ハラやロレンスなどはとてもわかりやすく共感もしやすい人物像でした。
セリアズとヨノイの思いを考えていくと迷宮に入り込むような感覚になります。
クライマックス、セリアズのヨノイへのキス?シーン。
戦局が悪くなって狂気へと走るヨノイの解放と、弟を守らなかったことへの後悔から解放されることを願ってのよう・・・弟に許された思いか、微笑みます。
当時唐突で違和感があったセリアズと弟のシーンは、今は印象深く観られます。

・ロレンスを背負って逃げようとしたセリアズの前にヨノイが立ちふさがるシーン、生き埋めの刑にされたセリアズの前に更迭されたヨノイが現れるシーン。
どちらも夜のシーンですが、不覚にも美しい(不謹慎?)と思いました。
生き埋めのシーンは、明かりに透けたセリアズの柔らかな髪の毛が揺れ、ヨノイがその髪の毛を切って敬礼して去る、その後にはセリアズの顔に蝶々が止まって、など今観ても様式美たっぷりで衝撃的です。

・ラスト、戦後のハラの処刑前夜、ロレンスが訪ねてきたシーンは、何度観ていても泣かされます。
ビートたけしさんのまん丸な顔のアップでの“メリークリスマス ミスターロレンス”
暗転して流れるテーマ曲。
このシーンだけでも観る価値のある作品です。

(蛇足1)ビートたけしさんの名前は“TAKESHI”と表記されています。
      当時、何だか格好良いと思ったものです。
(蛇足2)三上博史さんが出演しているはずですが、どうしても見つけられません。

         [YouTube動画] 戦場のメリークリスマス(ラストシーン)

 

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