「おはよう日本」特集:日浦駿介さん
先ほどの「おはよう日本」(NHK)で、日浦駿介さんの特集を観ました。
彼は高知市に住む、今年成人式を迎える青年です。
進行性の難病で、今は身体を動かすことも声を出すことも出来ません。
中指に筆を巻きつけて書を書きますが、ストリートで相手を見ながら思いついた言葉を書いていました。
その言葉が相手に届いていることが、その相手の素敵な笑顔で伝わってきます。
「笑進笑明」が、彼の生き方。
病状が進行していっても脳は正常のままであることを、なんとむごいことと母親が涙していました。
指さえも動かない時があるのに“もし、その指が動かなくて筆が持てなくなったら・・・”というインタビュアーの酷な質問にも、“戸惑うかもしれないが、別に自分が出来ることを探します”と携帯電話で答える彼。
常に前向きな姿勢に、朝から鬱々としていた自分が恥ずかしくなりました。
彼の家族、幼馴染の友人、恩師、そして彼の書を見て挫折から立ち直ったという、今は彼の言葉を歌にして表現してくれる友人・・・。
彼の常に前向きな姿勢と周囲への感謝と、彼を取り巻く人々の笑顔の暖かさが伝わってくる番組でした。
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