「ラジオ深夜便」泉監督が語る“原口鶴子の青春”
今朝方の「ラジオ深夜便」心の時代のコーナーは、映画監督泉悦子さんの出演でした。
監督も、その作品「心理学者 原口鶴子の青春」の主人公原口鶴子さんについても今回初めて知りました。
100年前、心理学の研究でコロンビア大学に留学したという原口さん。
日本女子大では、あの女性解放運動などで知られる平塚雷鳥と同期生だったようです。
英語、フランス語、ドイツ語も学び、同じく哲学の研究で留学していた竹次郎氏と結婚、日本女性初の心理学博士号を取得。
帰国後、二人のお子さんに恵まれ、本の出版もして活躍をされた方のようですが、29歳の若さで病死しています。
短くも何と深く、凝縮した人生だったのだろうとただただ感嘆するばかりです。
泉監督が懸命に原口さんの足跡やエピソードを語っているのも印象的でした。
朝方の眠気が覚めましたから・・・。
当時の日本では家の言いなりで結婚するような状況だったことをアメリカの女性たちは信じなかった、当時から彼女たちは自立心に溢れていた(そうせざるを得なった事情もあったよう)ということ、など。
印象的だったのは、帰国後夫妻はひとつの広いテーブルで向き合って議論をしながら研究をしていたというエピソード。
100年前の話です。
明日(19日)も続きを聴くことが出来ます。
私の場合、4時に眼を覚ましているかが問題ですが・・・。
映画の公式サイト↓
心理学者 原口鶴子の青春 100年前のコロンビア大留学生が伝えたかったこと
最後に流れてきたのがアンドレ・ギャニオンの「風の道」。
この時間には彼の曲がよく登場しますが、本当に心に響きます。
★今日の一句
地の涯に倖せありと来しが雪 (細谷源二)
★今日の誕生日の花&花言葉
パフィオペディラム(ラン科) 優雅な装い
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