「相棒」season7・第16話“髪を切られた女”
昨日(25日)「相棒」season7・第16話“髪を切られた女”を観ました。
今回の相棒は捜査一課の芹沢(山中崇史)でしたね。
でも正直、芹沢のオーバーアクションは鬱陶しく感じました。
今回はまた、右京(水谷豊)の“一人シャーロックホームズ”状態かと思いましたが、人情話へとシフトしていって、何だかホッとしました。
結局、殺人もありませんでしたし・・・。
右京が謎解きを始めた時には、“相棒ってこんなドラマでしたっけ?”とちょっと違和感があったりしたものですから・・・。
同じ映画関係つながりで、星由里子さんや森山周一郎さんが出演した「殺人シネマ」(season5)を思い出しました。
暗いスタジオに関係者を集めて謎解きをするシーン、開けたドアで切り取った部分に雨が降っているのが見えて、会話の背景にしばらく静かに雨音がしていたのがとても印象的でした。
実際にも、こんなに静かな雨音を聴いた経験って最近は無いですね。
相棒 season 5 DVD-BOX II(6枚組) *「バベルの塔」「殺人シネマ」「サザンカの咲く頃」他収録
映画撮影現場の手作り感が伝わってきて嬉しかったですし、監督(秋野太作)の「嘘が商売の人間が、揃いも揃って嘘がヘタ」というセリフが良かったですね。
それぞれの映画への愛情が感じられてしんみりしました。
何しろ、こちらは子供の頃映画館を遊び場にしていたようなものですから・・・。
こういう作品とか、映画館を舞台にした「殺人シネマ」とかには特別な思いが湧きます。
ラストで右京が完成した映画を観ていたり、映画とドラマのエンドロールが一緒になってしまうようなお遊びも「殺人シネマ」を連想させました。
監督や脚本が同じかと思ったら、違っていましたね。
今回は、脚本が徳永富彦さん、監督は東伸児さんで、回数的にはあまり参加していない人たちでした。
本のプレゼントの告知が水谷さんの声だけで、“一人はやはり寂しいかな”、と突然のように思ってしまいましたが・・・。
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