「天地人」第11回 御館の乱
昨日(15日)のNHK大河ドラマ「天地人」第11回“御館の乱”を観ました。
上杉景勝(北村一輝)と景虎(玉山鉄二)との争いが表面化してしまった回ですが、なぜか女性陣が目立った回でした。
実子と養子の争いの間で苦悩する仙桃院(高島礼子)、景虎の妻で娘の華姫(相武紗季)のこともあるし・・・。
その華姫は命を賭けてまで景虎に付いていこうとするし・・・。
初音(長澤まさみ)は、物思いにふける織田信長(吉川晃司)に“鬼になりなされ”と吹き込むし・・・。
お船(常盤貴子)は、この争いの責任を感じている兼続(妻夫木聡)に向かって、“そなたが鬼になると言うなら、私は夜叉になろう”と言うし・・・。
あげくに夫の直江信綱(山下真司)にその場面を見られているし・・・。
と、何とも強くて元気な女性陣でした。
“目に見えぬものほどもろいものはない”
“滅せぬものなどこの世には無い”
謙信に一目置いていて、その跡目争いに絶好の機会を得ながら物思いにふける信長の言葉が印象的でした。
景虎側の家来役・三池崇史監督は、前回崖から投げ捨てられたと思っていたら生きていたんですね。
私の見間違いでしたか・・・。
ぎりぎりの段階でも、上杉謙信が言うところの“義”かと迷う景勝ですが、兼続があえて“義かどうかはわからないが、お屋形様の意志だ”と強く断言します。
このあたりから景勝の参謀役が強くなり、(ドラマとしての)主役不在感から脱出するのでしょうか。
それに、景勝はこのままの人物描写でいくのでしょうか。
ここを通り抜けると、兼続も景勝も変わっていくことを期待したいですね。
景虎は、遠山(蛍雪次朗)の作為を知りながらも戦うことを決めますが、悲劇の人ですよね。
せっかくの美男子なのに、怒るたびに鼻の上に皺が出来るのがちょっと気になりました。
テレビはアップが多いなあ、と改めて思ったものですが・・・。
明智光秀役で鶴見辰吾さんが登場ですね。
意外な人選ですが、楽しみです。
光秀ではなく、鶴見さんの方ですが・・・。
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