「相棒」season7・第18話“悪意の行方”
昨日(11日)の「相棒」season7・第18話“悪意の行方”を観ました。
右京(水谷豊)がすでにだるま船に監禁されているシーンから始まる、珍しい入り方でしたね。
一緒に陣川(原田龍二)も監禁されていて、相変わらずのドジぶりで・・・。
これまではちょっと鬱陶しく感じたりしたこともありますが、話によってはこういうキャラクターもいていいんだなとホッとしました。
つられるように、右京が重い台に押しつぶされそうになったり、ラストはカップを持ったまま陣川から逃げ回ったり・・・。
ラストは右京らしくなかったですね。
新しい相棒が決まって、スタッフがはしゃいだのかな、と勘繰ってしまいました。
鑑識部屋のシーン、陣川が指摘したSNSの掲示板から、右京・米沢(六角精児)と3人の会話が映画版へリンクしていましたよね。
米沢がちょっと懐かしいというように遠い目をしたのに笑いました。
ラスト、特命係の部屋で、角田課長(山西惇)が陣川をからかいながら“事件を引き寄せる男は他にもいた”と懐かしげに名札を眺めるシーンがありました。
亀山(寺脇康文)のことですよね。
亀山がいなくなって、その名や話題をほとんど出さないことの不自然さを訴えている意見を目にしていましたから、何だかホッとして和みました。
名札は3人分が下げられるようになっていたんですね。
今回は殺人事件はありませんでしたが、ネット社会の恐ろしさというか不気味さを感じさせました。
こうしてネットを利用しているので、よけいに後味の悪さを感じてしまって・・・。
そのためか、ドラマが終了してからが面白く感じたものです。
突然の右京と亀山のツーショットで、来週の予告(アッと驚く展開?)かとドキッとしましたが、映画「鑑識・米沢守の事件簿」のCMでしたし、プレゼントのお知らせの六角さんのバックには落語の出囃子が流れていたりして・・・。
何といっても、来週の予告で新相棒として登場した及川光博さん。
及川さんと決まってから、ある掲示板では賛否両論(否の方が多いかも)が飛び交っていますが、個人的には楽しみです。
歌手としてはよくわからないのですが、俳優としては「晴れ着、ここ一番」(2000年・NHK・京マチ子さん出演!)から注目していました。
「吾輩は主婦である」(2006年・TBS)は最高でしたし・・・。
見た目の派手さとか軽さをプロとして作っている、それを感じさせるとても賢くノーマルな人だと思っています。
正直、誰が演じても亀山の後釜は大変だと想像出来ますが、彼らしいスタイルで頑張って欲しいですね。
どういう設定の役かはわかりませんが、変人と気障な男とがそれぞれのプライドをぶつけ合って、面白い展開になることを期待しています。
次の、内野聖陽さん主演の「臨場」(横山秀夫原作)も期待出来そうですね。
「ゴンゾウ~伝説の刑事~」が面白かったので、楽しみです。
「相棒」season7 公式サイト
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