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WBC準決勝アメリカ戦勝利!

WBC準決勝、アメリカに9対4で勝ちましたね。

松坂大輔投手が先頭打者ホームランを打たれて始まって、どうなることかと不安でした。
それも5点差でリードしてからは安心して、いろいろな作業をしながらテレビを観ていたものです。
さすがに8回は緊張して、重苦しい思いで観ていましたが・・・。
終わってみれば、ヒット数はほとんど同じ(10本と9本)ということは、日本的な機動力野球の勝利ですよね。

イチロー選手がずっとヒットが無く気になっていたのですが、9回にヒットと快走を見せてくれて、明日に繋がりそうで嬉しかったですね。
明日の決勝の相手がまた韓国ということで正直ちょっと複雑な思いがあります。
特に、純粋に野球の勝負と言うわけにはいかない雰囲気が、勝っても負けても重く漂ってしまうようで・・・。

田中将大投手が中継ぎで出てきました。
前回ホームランを打たれたりしていますが、本人は充実感でいっぱいでしょうね。
同じに甲子園で活躍した斎藤佑樹投手が早稲田で活躍しているようですが、プロとアマではやはり大きな違いが出てきているような気がします。
お互いが選んだ道は正解だった(あくまでこちらのイメージで)とは思います。
ただ、プロに入って、日本代表に選ばれて、こうしてメジャーの球場(ドジャースのスタジアム)のマウンドに立っている誇らしさってあるだろうなあと、田中投手の姿を観ながら感じていました。
彼はこちら仙台のチーム・楽天の選手なので、思い入れが過ぎるかもしれませんが・・・。

WBCオフィシャル日本代表キャップ(NEW ERA社製)
WBCオフィシャル日本代表キャップ(NEW ERA社製)

野球に夢中になっていた時期がありますが、監督の采配がどうこうと詳しい見方をしたことはありません。
それなのに、今回WBCの監督に原監督が選ばれた時、正直どこか違和感がありました。
こちらがアンチ巨人でずっと来たことも大きいとは思いますが・・・。
今はどうかはわかりませんが、昔は巨人の4番は日本野球界の4番ぐらいの位置にあったんですよね。
彼がそうなっていたかというと、先輩方(長島・王など)が余りに偉大過ぎて、印象が薄かったままでした。
“名選手必ず名監督ならず”という言い古された言葉がありますが、名選手には名監督であってほしいという願望もまたあるわけです。

そういう意味でも、個人的には何となく曖昧な気持ちでこのWBCの原監督を観てきていました。
監督としてのプレッシャーは想像を超えたものがあるのでしょうね。
周囲のサポートを受けながら、逆に彼らを掌握しながら、ここまで戦ってきたのでしょう。
今回ほど、そんな監督の映像に興味を持って観てきたことは無かったような気がします。
原監督がどのような評価を受けるのかは、私の分ではありませんから何も言えませんが、“よくここまで戦ってきましたね”という思いがします。
明日の決勝戦、“頑張れ”という言葉は好きではありませんから、黙って応援させてもらいます。

原辰徳 ―その素顔― 原辰徳 ―その素顔―
今井美紀

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