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「駅路」松本清張&向田邦子作品

11日放送の、松本清張生誕100周年記念作品「駅路」(フジテレビ)を観ました。

今年が松本清張さんの生誕100周年に当たることは知られていますが、向田邦子さんの生誕80周年であることは初めて知りました。
51歳で亡くなって(1981年・台湾の飛行機事故にて)、もう30年近くになるんですね。

向田さんと言えば、黒のセーター(白黒なので)で執筆中らしく、ちょっとうつむいた写真のイメージがそのまま残っています。
美しくてサバサバとした感じを見せながら、とても細やかな情感を持った女性、という印象が個人的には固まったままになっています。

その向田さんがこの作品の脚本を書いていたことを知りませんでした。
当然そのドラマは観ていませんので、比べることはもちろん、どのあたりを脚色(矢島正雄)したのかもわかりませんでしたが、新しい作品として楽しめました。
何より、向田さんのドラマが観られたことに感激しています。

ドラマは、さすがと思える役所広司さん演じる呼野刑事の一人語りの印象が強かったのですが、特にインパクトのあったセリフがありました。

「人間は誰でも、終点に近い駅路に来た時
  初めて自分だけの自由を取り戻したくなるんじゃないかねぇ 」

ゴーギャンがこんなことを言っている
  人間というものは、子供の犠牲になるものだ
  その子供たちも又、自分の子供の犠牲になる
  この馬鹿げたことは永遠に続くらしい
  もし、すべての人間が子供の犠牲になるとしたら
  いったい誰が芸術や美しい人生を創造するのか」

駅路 (新潮文庫―傑作短編集)
駅路 (新潮文庫―傑作短編集)

松本清張プラス向田邦子作品ということで、サスペンス物というよりは静かな男と女の、そして家族が描かれる人間ドラマでしたね。
出演者が役所さんのほかには、石坂浩二さん、深津絵里さん、十朱幸代さん、木村多江さんたち、それぞれにじっくりと演技の見せどころがありました。
特に女優さんたちが印象的で・・・。

十朱幸代さん、久しぶりに観ましたが、終始存在感があって、最後の方で湖のそばの小屋での深津さんとのシーン、まったく会話が無いことでの怖さを感じさせました。

深津さんのこういうドラマを初めて観ましたが、こんな静かで細やかな演技が出来る良い女優さんなんですね。
たくさんの白黒写真に写る彼女は、1枚1枚に憂いと刹那の幸せが感じられる表情があって本当に綺麗でした。

いつ出て来るのかと待った木村多江さん、シーンは少ないですが、取調べシーンのアップなどインパクトが大きかったですね。
こんな切ない役を演じられるのは、彼女以外には考えられません。

時代背景は昭和天皇の崩御までの時期になっていますが、原作でもそうなのでしょうか。
カウントされる日付を観ながら、当時の状況を思い出していました。
それにしても、時代を反映してやたらタバコを吸うシーンが多かったですね。

ラストに、加藤登紀子さんの「生きてりゃいいさ」が流れて、ジーンときました。
作詞作曲の河島英五さんの歌でも良かったかな、とも思いましたが・・・。

かなり重い内容のドラマでしたが、深津さんが語る番組宣伝での役所さんに関するエピソードに笑わせられました。
役所さん、寒さのあまり口が思うように動かず、松本清張をマチュモトと言ったらしいです。
某住宅のCMそのままですね。

生きてりゃいいさ
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