「陽炎の辻3~居眠り磐音 江戸双紙」第7回
土曜時代劇「陽炎の辻3~居眠り磐音 江戸双紙」第7回“不覚”
NHK総合テレビ 30日放送
オープニングで、連れ立って歩く磐音(山本耕史)とおこん(中越典子)。
子どもが出来たのかと思わず真顔の磐音、履物の鼻緒を直してもらっている時の満ち足りた笑顔のおこん、それぞれの表情が幸せそうです。
その二人には、磐音が襲われて重症を負うこととは別に、まさかの障害が起きてきましたね。
奈緒とのこともすっきりとした解決が出来たと思ったら・・・。
というか、身分の違いということは初めからあったわけですが、磐音の国許の父上の公認で何も問題が無くなったと思っていただけでした。
剣を捨てて今津屋の世話になるか、このままの暮らしを続けるか、その場合は何の問題は無いのでしょうが、新たに出てきた佐々木道場を継いでほしいとの申し出が・・・。
さすがに悩んで、磐音らしくなく油断をしてしまい、襲われて意識不明になるわけですが・・・。
意識の戻らない磐音を寝ないで看病をしているおこんが、事情を知って更に悩むことになってしまう展開は、何とも切ないですね。
磐音のことを誰も彼もが心配をしている様子(出演者総登場という感じ)はベタですが、与力の笹塚(佐藤B作)までもが、日頃のケチさを忘れさせたのには笑わせられました。
オープニングの二人のシーンとは別に、佐々木玲圓(榎木孝明)と磐音が道場の跡継ぎについて語り合うシーンが印象的でした。
人を斬ったことがある人間が道場を継ぐにふさわしいか、と磐音が問いかけるシーンです。
二人の俳優さんががっちり組み合っていて、こんなふうに落ち着いて観せるシーンがあると、30分という実際の時間よりゆったり感じられて、個人的には嬉しいですね。
« 裁判員制度ドラマスペシャル「サマヨイザクラ」 | トップページ | 「SMAP×SMAP」草なぎ剛さんの復帰 »
「テレビ雑感」カテゴリの記事
- 【闘病日記 61】それでも私はあきらめない(2023.05.10)
- 朝ドラ「あまちゃん」再々放送中(2023.04.08)
- 東日本大震災から12年(2023.03.12)
- 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が終わって(2022.12.19)
- お笑いが好き~サンドさんのドッキリや関根勤選手権について(2022.09.02)