「名探偵の掟」第9章&最終話
とても楽しめたドラマが終わって、すでにかなりの時間が経ってしまいましたが・・・。
相変わらずの覚書です。
「名探偵の掟」第9章“みたらし団子殺人事件”
この回のメインテーマが“アンフェアの見本”でしたが、かつてのドラマ「アンフェア」(2006年・フジテレビ)に絡めているんでしょうか。
「アンフェア」を観ていたら、もっと楽しめたんですかね。
主人公の身内が犯人、というパターンということらしいですが・・・。
天下一(松田翔太)、大河原警部(木村祐一)、藤井刑事(香椎由宇)の3人が会食をしている時に、うしろのメニューの一文字が横並びに「アンフエアの見本」となっていて、その1枚が落ちるシーンには笑いました。
それがまだ最初の部分ですから、ね。
あとは、怒涛のコネタの連続で、そちらの印象が強くてストーリーを良く覚えていません。
例によって、なぜか現場に現れる天下一の登場シーンが、レンガを壊して、だったり・・・。
それもニセモノで、3人の掛け合いの後ろで、スタッフらしき人たち?が元に戻す作業をしています。
天下一がチラシなどを配って、地道な営業活動をしていて、お屋敷に呼ばれていたことがわかったり、と・・・。
殺された屋敷の主人が食べた団子について調べに行った先が、あの寅さんの実家として登場した柴又の高木屋さんだったり・・・。
結局、大河原警部のニセモノが本人を監禁してなりすまし、娘の復讐をしたというオチでした。
そっくりの二人が同級生の野球部員で、「タッチ」風のシーンもあったりと・・・。
終盤にかけて、コネタが盛りだくさんでした。
このところ、つい待ってしまう “・・・は、さておき”も出ましたし・・・。
それでも、次週最終回の予告が衝撃的で、ハチャメチャな楽しさが一瞬止まったものです。
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「名探偵の掟」最終話“素人探偵連続殺人事件”
最終回にふさわしく?、藤井刑事(香椎由宇)はお見合い話があり、大河原警部(木村祐一)は復縁してグルメ探偵への変身?とか・・・。
お見合い相手が福山雅治似(あきらかにニセモノ)だったり、復縁相手が金髪女性だったりと、相変わらずのコネタを散りばめて・・・。
私の好きな “・・・は、さておき” も大盤振る舞いでしたね。
犯人として刑務所(なぜかグゥアンタナモ刑務所)に入れられた大河原警部ですが、先週の犯人が登場して身代わりになり脱獄出来る(BGMは「炎のランナー」)という、お約束のご都合主義満載で・・・。
殺された人の頭には、そのまま“死亡フラグ”が立っているし・・・。
今回は豪華に素人探偵の勢ぞろい。
出演者も夏八木勲さん、三浦恵理子さん、雛形あきこさん、そして福山雅治さんのそっくりさんなどなど。
それがあっという間に次々と殺されていって、まさか夏八木さんもそれだけ?という感じでしたが、さすがにそこは裏をかかれました。
最後は、警部は天下一(松田翔太)を守って銃で撃たれ、その天下一も犯人と一緒に爆死するという何とも、衝撃的な展開になります。
生きて平凡な結末ではなく、名探偵の定説を覆す展開ということですが、藤井の悲しみのシーンでドラマの空気が一変してしまいましたね。
ラストに、宇宙ステーションでの再会シーンがあり、例によっての3人のグダグダシーンがあります。
これまでは、すべて最終回の思い出作りだったというオチですが、私にはいまひとつ理解出来ませんでしたね。
藤井の悲しみのシーンの印象が強過ぎて、結構切なかったものですから・・・。
パート2があるということでしょうから、楽しみに待ちたいですね。
このシリーズ、香椎由宇さんは最初からピッタリだと思っていましたが、松田翔太さんのチャーミングさにはまいりました。
これからも、いろいろな役柄に挑戦してほしいですね。
楽しみです。
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