「陽炎の辻3~居眠り磐音 江戸双紙」第12回“惜別”
土曜時代劇「陽炎の辻3~居眠り磐音 江戸双紙」第12回“惜別”
NHK総合 7月25日放送
まもなくエンディングを迎えるということで、長屋の人々や今津屋などあちらこちらでそれぞれの別れがしみじみと描かれていましたね。
特に宮戸川(鰻や)での、磐音(山本耕史)が師匠と呼んでいた長屋の男の子とのシーンにはジーンと来ました。
磐音が道場の跡継ぎになること、そしておこん(中越典子)との結婚の許しを得に関前藩へ旅立つことは、いったんは周りの人々との別れになるわけですね。
鰻裂きの包丁、縫箔の職人修業の女の子からのおこんたちへのお守り?など、気持ちのこもった贈り物のシーンもあって、人情に溢れた展開でした。
本当に善人の集まりなんですよね。
それは磐音が自然に呼び寄せたものではあるんですけど・・・。
それにしても、前のシリーズの登場人物、お艶などを回想シーンに出してきたり、お佐紀(北川弘美)の失踪した姉の近況まで取り入れて何ともサービス満点で、丸く納めていました。
地味でも出演者が多いこと多いこと、30分に見事に集めて納めた、という感じでしたが・・・。
大河ドラマ「天地人」の秀吉役の笹野高史さんも縫箔の親方で出演しています。
撮影が同時期とは限らないですが、この程度なら掛け持ちが大丈夫なのかな、と思ったりして・・・。
シーンをみんなで分け合うと、こんなふうに大勢でドラマが出来るのだということ、そういえば大河ドラマはこんな感じで撮影が出来ているのかも、と想像して勝手に感心をしています。
最後の刺客役は有川博さん、懐かしいですね。
彼が老齢ということかもしれませんが、ずいぶんあっさりとした戦いになりました。
その代わり、霧子との稽古シーンは迫力満点でした。
彼女の部分は吹き替えだったのでしょうか。
彼女はやはり磐音に思いを寄せていたようですね。
忍の頭領との最後の戦いに重要な役まわりを演じそうで、今からちょっと切ないですが・・・。
« がん難民を救え「ラジオ深夜便」藤野邦夫さん(再放送) | トップページ | 「リミット 刑事の現場2」第3回“ダークサイド” »
「テレビ雑感」カテゴリの記事
- 【闘病日記 61】それでも私はあきらめない(2023.05.10)
- 朝ドラ「あまちゃん」再々放送中(2023.04.08)
- 東日本大震災から12年(2023.03.12)
- 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が終わって(2022.12.19)
- お笑いが好き~サンドさんのドッキリや関根勤選手権について(2022.09.02)