「ボクらの時代」大森南朋&竹中直人&斉藤和義さん
27日の「ボクらの時代」(フジテレビ)は、大森南朋さん(俳優)、竹中直人さん(俳優・監督)、斉藤和義さん(ミュージシャン)の出演。
プライベートでも飲み仲間で、猫好きの3人でした。
影響を与えられたものとして、最初に買ったレコードの話題では、大森さんがマドンナの「ライク・ア・バージン」、斉藤さんがサーカスの「ミスター・サマータイム」、そして竹中さんは加山雄三さんの「君といつまでも」・・・。
ピンク・レディーの話題では、大森さんがミーちゃん派、斉藤さんがケイちゃん派、竹中さんはどっちでもいい派だったそうです。
何となく、予想出来ましたね。
斉藤さんが飛行機内で「エレキの若大将」(1965年)を観た話になり、爆笑話へと・・・。
斉藤さんも疑問に感じた、日光の戦場ヶ原で加山さんが星由里子さんのために「君といつまでも」を歌うシーンを私も覚えています。
星さん演じる澄子のために作って初めて披露した歌なのに、なぜか途中から星さんも一緒に歌ってしまいます。
竹中さんが、そのあたりに詳しくて、当時加山さんはそのことで納得がいかなかったとのこと、だからよく画面を観るとふてくされているのだとか・・・。
話はこれだけで終わらず、スポーツ大会で青大将(田中邦衛)が何だかんだ妨害し、澄子が応援し、最後は若大将が勝ってしまうという、若大将シリーズのお決まりのバターンを踏まえて竹中さんが提案する「墓参りの若大将」・・・。
青大将「自分のおばあちゃんのお墓もわかんないのかよぉ~」
澄子「若大将、頑張って!」
若大将(頭を掻きながら、明るい声で)「あっ、あった!」
3人で爆笑、私も声を出して笑わせてもらいました。
わかる人にはわかる楽しい話です。
斉藤さんは自身も俳優の経験があるようですが、「俳優は普通の人にはなれない。ミュージシャンより変」と・・・。
松田優作さんの例の殉職シーンの真似を、当時は男だったら誰でも真似したかもしれないが、外では出来なかったことを語っています。
竹中さんもシャイで、今でもネットの書き込みなどで傷つくと・・・。
「自分に数人の理解者がいれば前へ進めるんじゃないか。前へ進むことも無いんじゃないかとも思う。停滞しているなら、それでもいいんじゃないか」という言葉が印象的でした。
石川啄木の「友がみな われよりえらく見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ」が好きということで、よけいに親しみを感じました。
それぞれに俳優や歌手になった理由やコンプレックス、亡くなった忌野清志郎さんの思い出をしんみりと語り合ったりして、最後はRCサクセションの「忙しすぎたから」をボーカル竹中・ギター大森・ドラム斉藤でセッションしています。
大森さん目当てで観た番組ですが、あまり知らない二人のことが印象に残りましたね。
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