「相棒 season8」第1話“カナリアの娘”
「相棒 season8」第1話“カナリアの娘”
テレビ朝日 10月14日放送
とうとう始まりました「相棒 season8」。
というのに、疲れているとはいえ、途中二度ほど眠ってしまったのが情けないです。
スペシャルというと、スリルとアクションの娯楽性に富んだ「バベルの塔」とか、社会的な問題を取り上げた「複眼の法廷」「黙示録」など、いろいろなタイプのものがありましたが、今回はちょっと違ったイメージがありました。
いつも1時間で取り上げていたものを、じっくり2時間で観せてくれたという感じでしょうか。
テロとか非政府活動とかがテーマになると苦手で、引いてしまうので、ストーリーのことはあまり語れません。
今回は、結局親子の想いの擦れ違いということでしたが・・・。
親子役の古谷一行さん、内山理名さんのそれぞれが結構印象的で、時間が長いと、それぞれの想いがちゃんと描かれるんだな、と思わせられたものです。
相棒 season 5 DVD-BOX 2 <「バベルの塔」収録
相棒 season 6 DVD-BOX1 <「複眼の法廷」収録
相棒 season 6 DVD-BOX 2 <「黙示録」収録
<「寝台特急カシオペア殺人事件」収録
それにしても、右京(水谷豊)と神戸(及川光博)の丁々発止の掛け合い、嫌味の言い合いが楽しくてたまりませんでした。
初回で、神戸の立ち位置がはっきりしましたね。
これが亀山(寺脇康文)なら、見た目と違って傷つくことも多かっただろうと思うのですが・・・。
それを美和子(鈴木砂羽)に慰められたり、励まされたりして・・・。
と、ここまで想像した時に、この美和子の位置にいる人がいないことに気がつきました。
私的にからんだり、情報を提供したりする人ですよね。
このあたりの広がりはいずれ出てくるんでしょうか。
まさか監察官の大河内(神保悟志)ということでは?
(冗談です)ラストに意味ありげに登場しましたから・・・。
一番印象的だったのは、官房長(岸部一徳)の部屋で、ケータイの映像を消したことに続くやりとりでした。
神戸が、官房長の指示に従ったこと、優先順位で事にあたる公安の考え方をとうとうと話したシーン。
あれだけはっきり話しながら、自分の考え方とか右京の考え方、行動への批判とはしなかったんですよね。
すでにこの時に右京に対して一目を置き始めているように感じたシーンでもありました。
そう簡単にいけば、シリーズが終わっちゃいそうですが・・・。
あれだけ堂々と官房長を前にして右京に意見を言うシーンを観て、このシリーズでは亀山とはまったく違う相棒を作り上げようとしていたことがよくわかりました。
今後、ストーリーは二の次にして、二人の掛け合いを楽しんでいきそうです。
個人的には、小規模なミステリーっぽい話が好きなので、来週は二重に楽しめそうな予感がしますが・・・。
« 「相棒 season8」が始まります。 | トップページ | 「JIN-仁-」第2話 »
「ドラマ「相棒season8」」カテゴリの記事
- 「相棒 season8」第3話“ミス・グリーンの秘密”<再放送>(2018.03.07)
- 「相棒」season9&映画第2弾の発表がありました。(2010.06.03)
- 「相棒 season8」最終回スペシャル“神の憂鬱”(2010.03.11)
- 「相棒 season8」第18話“右京、風邪をひく”(2010.03.04)
- 「相棒 season8」第17話“怪しい隣人”(2010.02.25)