「外事警察」第1話“テロリスト潜入!”
土曜ドラマ「外事警察」第1話“テロリスト潜入!”
NHK総合 11月14日放送
官房長官(余貴美子)の前での訓練シーンから始まって・・・
これはNHKのドラマ?と驚かされました。
脚本が「相棒」シリーズや「ゴンゾウ 伝説の刑事」(2008年・テレビ朝日)の古沢良太さんでしたね。
「ゴンゾウ」を思い出しました。
NHKでよくこんなドラマを、と思ったら、エンドクレジットに製作統括として訓覇圭さんの名前があって納得してしまいました。
何しろ、同じ枠の「ハゲタカ」のプロデューサーですから・・・。
石田ひかりさんのご主人でもあります。
ということは、このドラマでは義理の姉(石田ゆり子)と仕事をしていることになりますね。
とにかく画面が暗いですね。
うちのテレビは一応地デジチューナーをつけていますが、元々が古いので、顔の判別も出来ません。
ほとんど脳内で補正しているありさまで・・・。
期待の遠藤憲一さんなども声で判別、明るい所に出てくださいと言いたいです。
音楽(梅林茂)は異質で、終始不安感を煽りますね。
映像は、カメラのブレがよりリアル感を増しています。
内容も、警視庁公安部外事4課など初めて知ったり、その行動を目にしたりして、どこまでがリアルなのかわけがわからないまま引き込まれていました。
集団での追尾シーンなど映画のようでした。
それにしても、あれほどの盗撮などが出来るものなのでしょうか。
彼らの目の前ですべてが展開されてる(自殺未遂さえも)ことに驚くばかりでした。
仕事を遂行するために、裏でたくさんの人間を使っていたり、も・・・。
それにしても、住本(渡部篤郎)のあの強靭な精神力と行動には驚くばかりです。
驚いてばかりですが・・・。
自殺をしようとする社長(田口トモロフ)を、「誇りのために死なない」と言い切ったり・・・。
疑問を感じながらも、食い下がっていく松沢(尾野真千子)も強靭で・・・。
ハードボイルドですね。
「孤独と騙しあいの螺旋から抜ける」と辞めていく五十嵐(片岡礼子)が、とてもまともに見えたりしました。
尾野真千子さんという女優さんを初めて知りましたが、真っ直ぐで芯が強くて、タフでという役にピッタリですね。
「良過ぎず、悪過ぎず」と言われていますが、どう見ても美人です。
でも、確かにこのドラマの中では目立たないのかも・・・。
NHKのキャスティングって素晴らしいです。
調べてみたら、河瀬直美監督の「萌の朱雀」(1996年)に出演していたんですね。
まったく気がつきませんでした。
渡部篤郎さんは、昼の「土曜スタジオパーク」でも観ました。
気難しそうなイメージがあったのですが、結構身体を反って笑ったりしていてソフトな感じでしたね。
ただ、最初の方では、司会者に質問を改めて聴き返したりして、渡部さんのちょっと複雑そうな個性のようなものが見えた感じがして・・・。
土スタの1時間全部が演技だったとしたらと、物凄いことを想像してしまったほど、他の俳優さんとは一味も二味も違う印象を持ちました。
それにしても、ドラマとはまったく違った和やかな空気でしたから、ドラマ本番を観たらよけいに緊張感がありましたね。
久しぶりに、観るのに気合が必要なドラマのようです。
以下、ストーリーは公式サイトより引用です。
『警視庁公安部外事4課へCIAから極秘情報が届く。
<フィッシュ>と呼ばれる国際テロリストが日本に潜伏しているという。
対テロのウラ作業を専門とする住本健司(渡部篤郎)は、所轄から来た松沢陽菜(尾野真千子)らとともに、怪しい外交官の追尾を開始。爆発物検知器を扱うメーカーの社長、谷村(田口トモロヲ)との接触現場を視認する。』
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