「おはよう日本」特集:外山滋比古さん
今朝の「おはよう日本」の特集は、外山滋比古さんへのインタビューでした。
23年前に出版した「思考の整理学」(筑摩書房)の売上げが今100万部を超えているのだとか。
特に大学生に読まれているようです。
86歳の外山さん、毎日2時間かけて皇居周辺を歩き、50年以上続けているそうです。
黙々と、結構速足で歩きながら、時にはメモをとって・・・。
インタビューでは、自分の頭で考えることの大切さを語ります。
特に今の時代、たくさんの情報が簡単に手に入り、無意識に真似をしていつの間にか自分の考えと思ってしまっている、思考力が落ちている、と・・・。
「思考の整理学」が読まれるのは、この不況の時代に現状を打破しようと考える人が多くなったからでは、と語っています。
ポイントは、考えを寝かせること。
読書をした時に、面白いと思って感想を書けば、半分以上は真似になる。
一ヶ月以上たってから書こうとすると、忘れていることも多いので独自の解釈が出てくる、新しいものが生まれてくる、と。
外山さんは、メモをとった数日後にノートに書き写し、また後で面白いと思ったものをメタノートに書き写しています。
個人的なことですが、ブログを書くために必死に細かにメモを取って、一言も漏らさないように間違いのないように、とあわてて書き始めることに違和感があったもので(正直疲れて)、腑に落ちた感じがしました。
寝かせて、本当に面白いと思ったものを書けばいいんでしょうね。
例え、時間がたって曖昧になっていても間違いがあっても、自分の味が出てくるかもしれない、ということで・・・。
余談ですが、
インタビューをしたキャスターの森本健成さん、メモのひとつについて質問したところ難し過ぎて、頭の周りに?マークが・・・。
NHKのニュース番組では珍しくて、笑ってしまいました。
森本さん、朝ドラ「ちりとてちん」(2008年)の最終回前日、5分間のニュースを読んだ後で、「明日の『ちりとてちん』もお楽しみに」と言って、ちりとてファンの間では株が上がったアナウンサーです。
あれ以来、親しみを感じて見ています。
NHKスペシャル 東京湾 知られざる大都会の海
語り:森本健成
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