「SONGS」井上陽水・第三夜
25日の「SONGS」(NHK総合)井上陽水・第三夜を観ました。
結局、井上陽水さんの紅白歌合戦の出場は無かったようですね。
何十年ぶりかで紅白が観られるかと思ったものですが・・・。
彼なりの決断で、良かったと思っています。
今回は、「亡き人に捧げる歌~プレミアム・アコースティックライブ」
ほとんどが、バックにはギターとピアノという構成で、しっとりとした静かな歌が続きました。
「帰れない二人」(1973年)は、忌野清志郎さんと一緒に作った曲。
「海へ来なさい」(1979年)は、九州・筑豊生まれの陽水さんが、父親の故郷・高知県の綺麗な海が印象的で作った曲。
「最後のニュース」(1989年)は、筑紫哲也さんの依頼で作った曲。
それぞれの歌には、亡き人たちの素敵な写真が添えられています。
合間のインタビュー(一人語りか?)では、「還暦を迎えて、これからは不用意に笑わないような人間になろう。真摯な態度で世の中、人様に面と向かわなきゃいけない」とコメントを・・・。
周囲から笑い声が聴こえたので、楽屋落ちの話なのか、意味不明でした。
陽水さんらしいですけど・・・。
「長い坂の絵のフレーム」(1998年)の歌詞が印象的で・・・。
“時々はデパートで孤独なふりをして
満ち足りた人々の思い上がりをながめてる”
歌を褒められることはあっても、MCを褒められることがないので、面白かったと言われると嬉しい、と・・・。
相変わらずの陽水さんの世界です。
ラストの「自然に飾られて」(1990年)は、それまでが静かだっただけに、コーラス+フルバンドで盛り上がりました。
ラブソングを歌う61歳だぁ~と、何とも素敵に感じましたけど・・・。
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