「外事警察」第4話“裏切り”
土曜ドラマ「外事警察」第4話“裏切り”
NHK総合 12月5日放送
松沢(尾野真千子)が住本(渡部篤郎)の過去を知りますね。
そして、有賀警備局長(石橋凌)との関係も・・・。
倉田(遠藤憲一)が松沢を取り込もうとして教えるわけですが・・・。
その上で、協力者の下村愛子(石田ゆり子)を守ろうとする松沢ですが、愛子の方は住本の方に相通じるものを感じているようです。
協力者としての仕事は終わりだと言われているのに、あえて危険を冒して情報を手に入れてくる愛子。
どこか危なっかしいですね。
行方不明(テロリストに誘拐されていた)だった前協力者ニケの遺体を見てショックを受けている住本・・・
前回の予告での、「テロのひとつも起きればいいんです」のセリフは、そのショックで有賀に詰め寄る時に言った言葉でしたね。
テロ対策の法律が無いから、協力者を危険にさらして情報を取るしかない現状を指摘しながら・・・。
ニケのことが内密に処理されることを知って、自分の父親の時と同じだとも・・・。
渡部篤郎を検索
グループから外された松沢も、倉田の後ろ盾で、住本に対して強気な態度に出るものの、出し抜いたつもりが、結局愛子の情報は偽だったようで・・・。
テロリストたちの新しいアジトの偽情報(罠)を見抜いたのは、住本とニケとの信頼関係だったわけですね。
愛子に頭を下げに行ったり、その愛子の深入りを止め切れなかったり、と住本の本質のようなものが見え隠れしてきました。
「土曜スタジオパーク」で、渡部さんが“非情なままでは終わらない”というようなことを話していたと思いますが、このあたりから明らかになってきているのかもしれません。
テロリストの潜伏場所がわかって、SATの出動要請に現れたのが警視庁公安部長・近藤役の嶋田久作さんでした。
その大きさ、その存在感に思わず、オーッと声が出てしまいました。
そのほかにも、官房長官(余貴美子)と元教え子の倉田が利害関係で手を結んだり・・・黒いですね。
住本が所轄の刑事(平岳大)に尾行されて、逆に彼の過去の情報で反撃したり・・・改めて情報収集力の凄さを感じます。
これまで何度か出てきた工場の爆破シーンは、次週の出来事でしょうか。
度々出てきた住本の過去のシーンに気を取られていて、このシーンが未来のことだとはわかりませんでした。
不思議な構成ですね。
そう思ったのは私だけでしょうか?
以下、ストーリーは公式サイトより引用です。
『愛子(石田ゆり子)の潜入により、<フィッシュ>が肥料工場に潜伏していることが判明。
工場では、肥料の原料をもとにアンホ爆弾が製造されていた。
住本(渡部篤郎)の監視の隙を突き、爆弾を積んだトラックが逃走。国際会議がテロの脅威に晒されて行く。
一方、捜査から外された陽菜(尾野真千子)は住本への反発を強め、極秘に愛子を協力者として運営する。
愛子は外国人バーに再潜入、トラックの居場所が書かれたメモを入手する。』
尾野真千子を検索
石田ゆり子を検索
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