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「相棒 season8」第8話“消えた乗客”

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相棒 season8第8話“消えた乗客”

                                                テレビ朝日 12月9日放送

ストーリーは二転三転して、「相棒」らしかったですね。

後味が悪いところも・・・。

運転手の中島役の松田洋治さんを久しぶりで見かけましたが、子役の頃から見た目も印象も変わらない感じで、懐かしかったです。

それ以上に久しぶりだったのが、恵役の中川安奈さん。

映画「敦煌」(1988年)での、輝くばかりに綺麗で、ふっくらした感じの記憶しかありませんから、気がつくまでに時間がかかりました。

役作りもあるのでしょうし、年月が過ぎているわけですから当然なんですが、ちょっと痛々しく感じてしまいました。

同性愛という結末だったので、よけいにそう感じたのかもしれません。

それにしても、相変わらず右京(水谷豊)は小さなことを見逃さないですね。

犯人(この場合は昔の事件)の「Mの字がつく名前なんて・・・」と犯人しか知り得ないことを言ったばかりに・・・。

確か、先週もあったような気がしますが・・・。

 

この犯人がバスジャックとは無関係で、釈放されることを知った恵が伊丹たちを前にして、「ちょっと仕事の電話を・・・」と言ったのは中島に連絡していたんですね。

こういう細かいところは、二度観てやっとわかりました。

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相棒が変わっても、心配された捜査一課とのからみは相変わらずあって、そのあたりは和みます。

2人にアパートに先回りされていて、固まってしまう3人・・・

やっぱり何でもしゃべってしまう芹沢(山中崇史)、着いてくるなと言う伊丹(川原和久)、時々舞台の仕事でいない(らしい)三浦(大谷亮介)・・・と、この様式は続きそうですね。

それにしても、他の刑事ドラマと違って、ここでは3人で捜査していることがちょっと不思議に感じたりします。

 

神戸(及川光博)が「花の里」に行くシーンがあって、たまき(益戸育江)の久しぶりの登場でした。

それにしても、あの暗い照明はどういうことなんでしょう。

客のいない店といい、ほとんど様式美化したみたいですね。

 

後から右京が来て、「積極的にというわけですか」「積極的にというわけですね」のやりとりには笑えました。

右京もブレないですが、神戸もブレなくて、面白いですね。

そうまでして、右京と仲良くしようとしている神戸にたまきは好意的ですし、良い展開じゃないでしょうか。

これからは、息抜き(視聴者も)のために、揃ってじゃなくても花の里でのシーンがあるといいですね。

けっこう、ラストの特命係の部屋での決めシーンも好きですが・・・。

 

まだまだ神戸に注目してしまうことが多いのですが・・・

右京が謎解きというか、犯人と対峙している長いシーンに、脇で立っているのは辛いところですね。

何気なく前髪を振り上げるシーンに笑ってしまいました。

今回、二人の丁々発止は、最初のシーンの資料の重さの嫌味と花の里のシーンくらいでしたね。

それにしても、チェスは頭の中だけで出来るものなんでしょうか?

「相棒 season8」公式サイト

★これまでの感想  第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
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