「相棒 season8」第9話“仮釈放”
「相棒 season8」第9話“仮釈放”
テレビ朝日 12月16日放送
オープニングのシーンで、今回の内容は刑務所の闇の部分とか、仮出所中の人間の悲話などか、と思ってしまいました。
それだけ、誓約書を読み上げる山部役の俳優さんのインパクトがありましたね。
口が軽くて、ついよけいなことを話してボロが出てしまうという人物が出てきたりして、あまり有名ではない(失礼!こちらが知らないだけかも)俳優さんたちが出ていて、印象的でした。
隙の無いストーリー展開で、最後まで息を抜かないで観ていました。
犯人が知り得ないはずの更生施設のことを話して、右京(水谷豊)のアンテナに引っかかってしまうのは、このところのパターンですね。
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でも、右京が浮き浮きしているようなシーンがいっぱいで・・・
「(山部は)なぜ逃げたのか?」と言い、神戸(及川光博)に「それは本人に聴いてみなければわかりませんよ」と返されたシーン・・・
紅茶を注ぎながら身体ごと「フン!」と言って、冷たく楽しそうに笑っていました。
服役中の村上の愛人・美代子(井上和香)に、山部の仮出所をなぜ話さなかったのか、と言う神戸に・・・
「隠し事をする人間には隠し事をしたくなるじゃありませんか」と。
山部の遺体が出てきて、捜査一課(三浦刑事は不在)が美代子を取り調べをしているところに入っていって・・・
美代子に質問しながら、いつの間にか伊丹(川原和久)と入れ替わって座っていました。
いつもに増して、右京が生き生きと楽しげで、意地悪な気がしたものです。
お墓を開けたり、と相変わらず違法捜査スレスレのようで、ラストに暇か課長(山西惇)に釘を刺されていましたね。
刑務官や警察官が刑務所に入ればどうなるかと・・・。
それにしても、差し入れの本に細工して連絡しあうという方法は意表をついていますね。
真似されたら困りますが・・・。
脚本が作家のハセベバクシンオーさん、今年亡くなった長谷部安春監督の息子さんですね。
傑作と言われている、season7の「越境捜査」の脚本を担当していました。
益岡徹さんが、誘拐事件で偽刑事になる回です。
「相棒」関連のかなり辛口の掲示板でも、とても評判が良くて期待されている脚本家です。
まだそちらを覗いていませんが、今回はどんな批評をされているか、楽しみです。
★これまでの感想 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
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