「龍馬伝」第1回“上士と下士”
大河ドラマ「龍馬伝」第1回“上士と下士”
NHK総合 1月3日放送
大森南朋さんは?福山雅治さんは?そして大友啓史さんの演出は?と大注目だったので、息を凝らすようにして観てしまった75分でした。
初回は、普通は人物紹介などで終わってしまうところでしょうが、盛り上がりの場面がだいぶありましたね。
おかげでダレることが無く、観続けられました。
アップの見せ方、逆光の使い方、緑の美しさ、そして雨のシーンを印象的に撮るとか、映像はやはり大友さんらしくて、ホッとしたり嬉しかったり・・・。
「ハゲタカ」(2007年・NHK)も担当した佐藤直紀さんの音楽は、盛り上がりの効果もありますが、個人的にはちょっとうるさく感じたんですが・・・。
私が慣れていないだけで、大河ドラマはいつもこんな感じなのでしょうか?
しばらくは「ハゲタカ」がらみの感想になってしまいそうです。
注目の龍馬・福山雅治さんは、岩崎弥太郎・香川照之さんや武市半平太・大森南朋さんたちが土着の下級武士そのものの顔なのに、ちょっと洋風っぽい感じでしたね。
それが主役のオーラなのかもしれませんが・・・。
最初の登場シーン、加尾・広末涼子さんとのツーショットは美しすぎて、一瞬藤沢周平の世界かと思いました。
道場での試合など殺陣のシーンなどは迫力があってよかったですね。
それにしても、子役が福山さんによく似ていること、その子にも容赦なく演技をさせていることに感心したものです。
大森さんは、最初カツラが似合わないと思ったのですが、すぐ慣れました。
それよりも、これまでに演じたことが無いような生真面目そうな役で、今後違和感なく観ることが出来るかという感じです。
香川さんは迫力があり過ぎますが、平井収二郎・宮迫博之さんは出てきただけでホッとしました。
岡田以蔵・佐藤健さんは、みんなと仲間ということは同年代という設定でしょうか?
実際は20歳ということですから、福山さんの半分です。
今後みんなが実年齢に近づいていく時に彼だけは老け役になっていくわけで、どのように成長していくのか楽しみですね。
龍馬の母親役の草刈民代さん、彼の今後を左右する重要な役でしたがとても良かったです。
こんなふうに演技が出来る女優さんになっていたんですね。
上士と下士の格差など、今回初めて知りました。
坂本龍馬について詳しくないですし、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」も読んだことがありません。
今後の展開がまったくわからないことで、逆に楽しめそうな気がしています。
NHK大河ドラマ 龍馬伝 オリジナル・サウンドトラック Vol.1
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