大晦日は紅白ではなく、ダウンタウンを
新年おめでとうございます。
昨日の大晦日はひさしぶりに「NHK紅白歌合戦」に挑戦したのですが・・・。
やはり観ていて感じる気恥ずかしさが消えませんでした。
台本どおり、時間どおりの進行にどうしても感情移入することが出来ずに・・・
出演者もスタッフも懸命なあまりに、逆にこちらに言葉が届かない感じがしてしまいます。
まあ、私だけの感覚かもしれませんが・・・。
結局、ピンポイントで観たのが、スーザン・ボイルさんの「夢やぶれて」とSMAPの「そっと きゅっと~世界に一つだけの花」だけでした。
紅白の状況を知らないだろうスーザンさんの歌が逆に感動的だったと思うのは、どうも天邪鬼な見方かもしれませんが・・・。
SMAPの「そっと きゅっと」はドラマ「任侠ヘルパー」(2009年・フジテレビ)の主題歌でしたね。
一度だけ、ドラマの最後に主演の草なぎ剛さんのハードなシーンをバックにこの曲が流れました。
そのモノクロ映像が印象に残ったままでいます。
こちら(仙台放送)では午後の再放送が始まるので、楽しみです。
仕方なく観たのが、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日スペシャル!!“絶対に笑ってはいけないホテルマン24時!”。
どんな番組かまったくわからないままに観て、あの緩さに、大晦日とは思えない時間を過ごさせてもらいました。
当然、台本はあるのでしょうが、展開が読めないし、あの間はいったい何なのでしょうか。
演技の出来ないゲストに演技をさせて、何とも悲惨な状況なのに笑える・・・それに挑戦してくれた人たちの勇気も凄いですね。
まさか、楽天の田中将大選手に漫才をさせるなんて・・・こちらのヒーローですよ。
梅宮辰夫夫妻の悲惨さに思わず目を背けながらも笑わせてもらいました。
彼らもプロ(奥さんは違いますか?)ですからね。
叶姉妹も照れくさそうで、それでいて楽しそうでした。
レギュラーはもちろん、ゲストも、この番組の独特な世界を知ってる人たちなのだろうな、とつくづく思いました。
観たのは番組のほんの一部ですが、ダウンタウン(松本人志・浜田雅功)への印象が変わりましたね。
中年世代で、お笑い芸人としてはもう大御所なのでしょうが、率先しての笑いについ釣り込まれてしまいました。
もちろん登場した芸人の芸への批判的な部分とか、素人のあまりに素人な芸への苦笑いとかもあるのでしょうが、自然に笑えている(当然、痛い罰があるのに)姿に、不思議に安心感のようなものを感じました。
これからは、彼らへの見方が変わりますね。
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