「相棒 season8」第10話・元日スペシャル
「相棒 season8」第10話 元日スペシャル
テレビ朝日 1月1日放送
京都が舞台ということで、それだけでも楽しみでした。
ただ、「相棒」らしくない展開になりそうな気がしましたが・・・。
神戸(及川光博)の元恋人・唯子(檀れい)のアリバイを立証するのに登場した厚労省が絡むips細胞の研究・・・
そのままで終わるかと思ったら、やっぱり最後はそちらが絡む結末で終わりましたね。
このあたりは「相棒」の世界でした。
人間の組織や臓器を人工的に作るという、ips細胞の話はどこまでが現実なのでしょう。
まったく知識が無いので、逆に興味深いですね。
千利久の茶器に関する、壮大な謎解きは「相棒」らしくはないですが、個人的には好きです。
本能寺の変が、信長を討つのが目的ではなくて茶器だった。
明国から贈られた、天下人のお墨付きだから・・・。
その明智光秀が三日天下に終わったのは、茶器を探していたから?
実は、信長は事前に利休に渡していて・・・
秀吉が利休に切腹を命じるまでの話の流れにはワクワクしました。
歴史に強い人にとっては荒唐無稽なことなんでしょうか?
相棒を検索
第2の殺人事件、犯人の偽装工作を落語「たちぎれ線香」を絡めて解いていく話は面白かったですね。
犯人が元芸者で、そのことを知っていたという細かいことまであって・・・
生体組織工学研究センターの暗証番号のことなど、いろいろなシーンに細かくヒントが散りばめられている回でした。
脚本が戸田山雅司さんで、何となく納得できました。
特選!!米朝落語全集 第二集 <<たちぎれ線香収録
事件の展開で、唯子が神戸の前から姿を消した理由がわかるわけですが・・・
犯人に対して、神戸が珍しく激昂していました。
ラストで、利休が切腹を命じられた理由として、娘を秀吉に渡すことを拒んで怒りをかった、と信じると右京が語るのは、神戸と唯子の別れのシーンを見た彼の優しさだと思いましたね。
というわけで、今回はお正月スペシャルのせいか?右京(水谷豊)と神戸がギクシャクするシーンもありませんでしたね。
唯子の父親の部屋に入ったりと暴走気味な右京を止めに入るくらいでした。
でも、その暴走気味な態度が事件を解く重要な鍵にはなるんですが・・・。
さりげなく右京が神戸を花の里に誘ったりして、たまき(益戸育江)を交えていい感じでした。
たまきさんが登場するとホッとします。
正直、このところの益戸さんが痩せて老けた(失礼!)感じがして、気になっていたので、若返った感じでよかったですね。
捜査一課の伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)との絡みで、結構笑えるシーンが多くて、正月らしかったですね。
結局、二人に情報を教えてしまう伊丹・・・
「教えるからには、絶対役に立ててもらいますよ」とカッコいいんですが、芹沢に注意されて、「立ってるものは、特命係だって使う」
いつものパターンですね。
やっと京都まで来たのに、一人謎解きをする右京に「何言っているのか」「わかるわけがない」と、戸惑う二人。
三浦(大谷亮介)は今回もお休みですね。
官房長(岸部一徳)が出てくると、いつものように事件が深い展開を見せますが、相変わらずのしれっとした態度がなんとも魅力的です。
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