「相棒 season8」第12話“SPY”
「相棒 season8」第12話 “SPY”
テレビ朝日 1月20日放送
今回は、これぞ「相棒」という感じの内容でしたね。
小野田官房長(岸部一徳)が、ゴルフで出てこないのが残念でしたが・・・。
それにしても、こちらとしては、警視庁と警察庁の組織としての区別、基本的なことがわからない上に、登場人物がどちら側なのかわからないという最悪の状況でした。
もう一度録画分を観直して、何とか関係性などはわかったつもりではいますが、ちょっと自信が無いですね。
一度で、すんなり理解できて、楽しめた人を尊敬します。
オープニングまもなくの現場のシーンから、大河内(神保悟志)が神戸(及川光博)の聴取をするシーンまでの流れが楽しくて、ワクワクしました。
被害者のケータイに神戸の名前を見つけた驚きで、伊丹(川原和久)や芹沢(山中崇史)をシカトしてしまう米沢(六角精児)。
今回も、三浦(大谷亮介)はお休みのようで・・・。
特命の部屋に来て、角田課長(山西惇)を追い出し、右京(水谷豊)の質問には「教えません」とハモる伊丹と芹沢。
神戸「取り調べられてきます」に、右京「ごゆっくり」・・・。
取調室で、被害者の同僚ホステスの供述の再現をする伊丹。
そして、大注目の、監察官聴取で大河内と神戸の「なぜ結婚しないのか」の応酬。
お互いに深入りしない会話で終わりましたが・・・。
相棒を検索
その大河内、今回は格好良かったですね。
もちろん仕事の性格もありますが、彼の信念も前面に出ていましたから・・・。
警察庁は神戸がホステス殺しへの関与があってはまずいことになるとのことで動くわけですが・・・
忘れていたんですが、神戸は右京を調べるために送り込まれたんでしたね。
でも、いまひとつ信用できてなかったんですが・・・。
警察庁にはもっと別の思惑があっての特命送りだと、そうするとあの時同席した小野田は?となりますけどね。
よくわからないままに、神戸はS(スパイ)ということで・・・。
思い出したように、ラストに神戸の右京評が出てきました。
それにしても、あの右京が彼の正体を見抜いていないわけはないですね。
誰も彼もが、神戸の降格の理由を知らないようですし・・・。
右京と神戸は、相変わらずギクシャク感があって、でも、今やそれを楽しんでいるようにも見えますね。
被害者のUSBメモリからコピーしたデータを持ってくる右京に、「ダメでしょ」と神戸。
それに対して「それは、ともかく・・・」と意に介さないで、話を進めてしまう右京。
相変わらずの展開です。
十年も庁内Sを続けていた水木(美木良介)、彼のSでありながら、彼を愛してしまった被害者のホステス(小嶺麗奈)の哀しさ・・・。
水木が、最後にあえて庁内Sを追求しようとしたり、神戸を調べて、なぜSになったか聴きたかった、という言葉には、なんとも切ないものがありました。
水木役の美木良介さん、データを流失させてしまった三田園役の芦川誠さん、久しぶりに観ましたが、メイクの関係かしばらく気がつきませんでした。
不思議な気がしたのは、殺人の時間は昼の3時頃だったはずではないか、ということ。
実際のシーンの映像は夜に見えたんですが・・・。
こちらの勘違いでしょうか。
ラストで、借金のことで角田課長が「君たち、独身貴族デカはいいね」と切れていたのがおかしかったですね。
★これまでの感想
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