「相棒 season8」第13話“マジック”
「相棒 season8」第13話 “マジック”
テレビ朝日 1月27日放送
今回は又ミステリーに戻って・・・
相変わらず、細かいことが気になる右京(水谷豊)ならではの細かな複線があって、こちらとしては気がつかないことが多かったですね。
折りたたまれた黒い布、見えなかったライト、立ち位置が変わっていたこと、とか・・・。
「お嬢さん!」の呼びかけから、息子(竹内寿)の行動まで推理できるんですものね。
マジシャン(中村有志)の奥さん(クノ真季子)が浮気相手の本当の名前を知らなかったという疑問は解かれていましたか?
細かなことは置いておいて・・・
一番ショックだったのは、謎解きのシーンで、マジシャンが自分の立場を守るために、自分を超える才能を持つ息子までも否定したことでした。
そんな父親の気持ちを知っていて、それでも4年前の事件をかばい、今回も何とか回避しようとしていた息子が哀れですね。
それでも、“父親のマジックが好きだ”と・・・切ないですね。
正直言えば、画面上ではあまり上手いマジシャンに見えなかったんですけど・・・。
ただ、彼なら乗り越えられると思いますが・・・。
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物語は別にして・・・
事件が起きて、右京と神戸(及川光博)、伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)、それに米沢(六角精児)が一つ画面に納まっているシーンにはワクワクしました。
相変わらず、三浦(大谷亮介)の不在が寂しいですが・・・。
右京と神戸のシーンは楽しいですね。
右京の言動のひとつひとつに、いろいろなパターンで反応する神戸を観るのがとても楽しみになっています。
「人を欺くのがお好きですもんね」と、真正面から・・・神戸
「褒め言葉と受け取っておきます」と、シレッと・・・右京
トリックカードを見破った右京に感心する奥さんに
「よく気がつく人なんですよ」
その中にスペードのエースが無いことに気がついたことに
「よく気がつきましたね」と、小さくため息をつく神戸。
神戸が見つけたボールペン(ICレコーダー)で、顔を見合わせる二人の息がぴったり。
携帯電話に誰を一番に?と訊ねながら、米沢は別れた女房、神戸はちょっと考える仕草・・・それを無視して勝手に被害者の一番の相手(リサーチ会社)に電話して、二人に突っ込まれる右京。
この間髪を入れないコンビネーションとズレで、クスリと笑えるシーンがあちこちに・・・。
それにしても、右京はたまき(益戸育江)にはいそいそという感じで付き合うんですね。
益戸さんの着物が華やかで上質そうでした。
今回は、特に角田課長(山西惇)のパンダのマグカップが目立っていましたね。
“思い込みを利用して、判断を誤らせる”今回のトリックでしたが、課長のコーヒーで締めて、なかなか良い感じでした。
脚本のブラジリィー・アン・山田さん、初めて聞いた名前です。
こういうタイプのドラマが得意なのでしょうか。
複数の脚本家が担当するということは、微妙に、又はかなり大幅にキャラクターの印象が変わったりするんですよね。
統一感が無いことのマイナス面を指摘されることもあるようですが、個人的には、それはそれで楽しいので、期待しています。
★これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
第9話 第10話(元日スペシャル) 第11話 第12話
世にも奇妙な物語 2007秋の特別編
*脚本参加:ブラジリィー・アン・山田
シティボーイズミックス PRESENTS オペレッタ ロータスとピエーレ
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